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甘いキスを永遠に

第91章 甘いキスを永遠に

元哉は先にシャワーを出て一足先にヴィラを出た。


私も急いでシャワーを終え支度した。


「麻実ちゃん!」


玄関から元哉は元気に呼んだ。


「何?今行く」


スニーカーを履いて外に出た。


「ジャーン!」


元哉は得意げに二台の自転車を見せた。


「どうしたの?」


「ホテルのレンタル。今日はジョギングじゃなくて、サイクリングにしよう」


ニッコリ笑った元哉は実に嬉しそうだった。

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