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第14章 疑惑

「知っているのですね。」



「はい、彼の息子さんに聞きました。
ママは私と先生の一部始終を録画して先生を脅していたみたいです、知ったときはショックで、いつ流されるのかも不安でした。」



「貴女はそれまで知らなかったのですね、脅されてなかったのですか?」




「はい、わたしは脅されてませんが、きっと私を脅すより先生を脅した方が特ですし、私は結局ママに利用されただけなんです。」







そう私はママの将棋の駒に過ぎなかった。例え彼と上手くいったとはいえ。



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