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第14章 疑惑


箱を開けたら封筒とまた箱が入っていてその箱を開けるとダイヤをちりばめた目のところはルビーで出来ている蛇の指輪だった。



蛇?



封筒を開けると手紙が出てきて見ると、一枚目には


"愛しい君へ


君は本当に私と一緒にいたいだけなんだね。


財産のない私なんてただの老人なのに。
きっとこれを受け取ってくれても君は喜ぶかな?

蛇は君と私なんだよ。
君は蛇のように私の心に絡みついて離れない。

結婚しない代わりにその指輪をつけて私も君から絡みついて離れないよ。



永遠に一緒にいよう。



小松原 隆 "


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