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好きな空間

第14章 疑惑

わざわざ泣く必要もない、もう既に目は腫れ上がっているのだから。



「本当に父を愛してくれてたんですね、父から貴女宛てにこちらが引き出しのなかに置いてありました。」



箱を差し出して、

「どうぞ、受け取って下さい。」



「ありがとうございます。」



受け取ったら、彼は一礼をして式場へ帰って行った。






箱?
何が入っているのか分からなかった。
家に帰って箱を開けた。

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