
雨の中の君へ。
第4章 星。
!!
すぐに抱きしめられた…
前の時のように、力強くギュッとされる。
骨が折れるんじゃないかってくらい。
「ごめん、我慢できない」
タケルの匂いに酔いそうだ。
キスをする。深くて長いキス。
「…っ…タケルっ…」
私も夢中になってキスをした。いろんな角度を変えて唇を貪る。
お互いの息づかいが、静かな部屋に響く。
タケルが私をお姫様抱っこして二階への階段を上がった。
寝室は…天井がガラスになっている…。
「タケル…星が…すごい」
まるで星空のベッドに寝かされる。星と一緒にタケルが降りて来る。
…キスの続き…キスの嵐、星の嵐…
