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第8章 過去と現在



「…ごめん、シャワー浴びるから…」



今度は沈んだ声が聞こえてきた。



「…ん、わかった」



気にしながらも拓哉は深く追求することなく、リビングに戻る。
数分後。
パジャマ姿のユキがリビングに入ってきた。



「お疲れ」



拓哉はコップ一杯の水をユキに渡す。
それを無言で受け取り、ユキはソファーに座った。





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