壁一枚 2nd
第17章 後遺症
勇樹「大丈夫か?」
美緒「…うん」
勇樹の肩を借り
布団まで向かった美緒
孝志以外の異性を部屋に上げた事に少し
後悔しながらも
熱のせいか布団に入ってすぐ
眠くなってしまった
勇樹「美緒、何か飲む?」
美緒「…ううん…いらない…」
布団に横になる美緒
しかし熱のせいか額や首筋に汗をかき
パジャマも汗を吸い寝心地も
悪そうだった
勇樹「美緒、そのままじゃまた風邪引く
から着替えよう」
美緒「えっ!?別にいいよ…」
勇樹「ダメだって、ほらっ、起きて」
美緒「…うん」
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