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リレー小説3
もう終わりそうなので、たてました。
参加していいですか?等、私語不要(^-^)
それでは
2番さんからスタート!
23
ミオはモスバーガーを
前に悩んでいた。
な…なんて事なのっ!?
唯でさえ食べづらい
モスバーガーなのに
更に上をいく
『Wモスチーズバーガー』
だなんて…。
こんなに食べきれない。
一体、どうすれば…?
前に悩んでいた。
な…なんて事なのっ!?
唯でさえ食べづらい
モスバーガーなのに
更に上をいく
『Wモスチーズバーガー』
だなんて…。
こんなに食べきれない。
一体、どうすれば…?
24
釣りっていう説もあるけど、ここは「まわし開け」をしてみよっと♪
えーと……まずフクロを開けると、最初、円くなってる四角なわけで……って意味わかんない!!!
釣りっていう説もあるけど、ここは「まわし開け」をしてみよっと♪
えーと……まずフクロを開けると、最初、円くなってる四角なわけで……って意味わかんない!!!
25
お、おちつくのよ!
まず
どこから具が落ちるか…
はっ!
具が一番落ちやすい場所…
それはバーガーの後方!
そこを手でおさえれば……
スゴい!
ケチャップすら落ちないわ!
我ながら天才ね
ミオは冷静な判断と
可憐なバーガーさばきにより
この授業では
クラスでたった一人の
合格者だった
お、おちつくのよ!
まず
どこから具が落ちるか…
はっ!
具が一番落ちやすい場所…
それはバーガーの後方!
そこを手でおさえれば……
スゴい!
ケチャップすら落ちないわ!
我ながら天才ね
ミオは冷静な判断と
可憐なバーガーさばきにより
この授業では
クラスでたった一人の
合格者だった
26
「ふ……どうやら重罰は免れてしまったようだな……」
合格にホッと胸を撫で下ろすモニターの向こうのミオを眺め、溜め息混じりに呟くと教官は電源をOFFにした。
「これは一つ、お前に手を下して貰うしかないようだ……頼めるか」
教官は背後にいた男子学生をくるりと振り返る。
「ああ、いいぜ…コイツけっこうタイプだし。なんせあの悠斗が罰を覚悟してまで助けたんだからな……」
「ふ…悠貴、お前も興味が湧いたってわけか」
悠貴は答えずに目だけをニヤリとさせていた……。
「ふ……どうやら重罰は免れてしまったようだな……」
合格にホッと胸を撫で下ろすモニターの向こうのミオを眺め、溜め息混じりに呟くと教官は電源をOFFにした。
「これは一つ、お前に手を下して貰うしかないようだ……頼めるか」
教官は背後にいた男子学生をくるりと振り返る。
「ああ、いいぜ…コイツけっこうタイプだし。なんせあの悠斗が罰を覚悟してまで助けたんだからな……」
「ふ…悠貴、お前も興味が湧いたってわけか」
悠貴は答えずに目だけをニヤリとさせていた……。
27
自分の背後で蠢く思惑など知る由もないミオは、自分だけが課題をクリア出来たことに気分を良くして次の授業に向かっていた。
これであと少しでトップね。
そうすればクラス全員を支配下に
置くのも夢じゃないわ♪
さてと。
次の授業はなんだったかしら?
これであと少しでトップね。
そうすればクラス全員を支配下に
置くのも夢じゃないわ♪
さてと。
次の授業はなんだったかしら?
28
悠貴は悠斗の双子の弟だった
性格は
悠斗とは真逆。
悠貴の性悪は兄の悠斗と
いとこの悠介(ミオの担任)
しかしらない
悠貴は悠斗の双子の弟だった
性格は
悠斗とは真逆。
悠貴の性悪は兄の悠斗と
いとこの悠介(ミオの担任)
しかしらない
29
次の授業は
『より複雑な顔文字作成』
次の授業は
『より複雑な顔文字作成』
30
ミオは視聴覚室に移動していた。
次はパソコンを使用しながらの授業になる。
さっきの授業は高得点獲得できた。でも怖いのは減点だ。
ここは二年に進級する迄に二万点はキープしなければならない。
ミオは次の授業も高得点を狙いたい。
視聴覚室に入りパソコンの前に座るとミオは記号を入念に打ち込んでいく。
「確か隠れ顔文字キャラがいたはずだわ……」
ミオはブツブツ呟きながら色んな記号を組合わせてキャラを探した。
ミオは視聴覚室に移動していた。
次はパソコンを使用しながらの授業になる。
さっきの授業は高得点獲得できた。でも怖いのは減点だ。
ここは二年に進級する迄に二万点はキープしなければならない。
ミオは次の授業も高得点を狙いたい。
視聴覚室に入りパソコンの前に座るとミオは記号を入念に打ち込んでいく。
「確か隠れ顔文字キャラがいたはずだわ……」
ミオはブツブツ呟きながら色んな記号を組合わせてキャラを探した。
31
“カタカタカタ…”
静まり返った室内で無言でキーボードを叩く生徒達。
勿論、ミオもその内の一人として、キーボードを華麗に操る。
時間内に先生へと送信出来なければ、点数を付けては貰えない。
残り時間が5分と差し迫った頃。
ようやく納得がいくものが出来上がった。
よし!出来たわ♪
これをメールに添付して先生に送信…っと。
ここでミオは致命的なミスを犯してしまった。
メールを暗号化するのを忘れたのである。
教師に提出するファイルには、暗号化をし、更にパスワードを掛けるのが基本だ。
何者かに改竄されるのを防ぐ為である。
ミオを監視していた悠貴は、彼女がファイルの暗号化をしていない事に気付きほくそえんだ。
早速、俺の出番だな。
静まり返った室内で無言でキーボードを叩く生徒達。
勿論、ミオもその内の一人として、キーボードを華麗に操る。
時間内に先生へと送信出来なければ、点数を付けては貰えない。
残り時間が5分と差し迫った頃。
ようやく納得がいくものが出来上がった。
よし!出来たわ♪
これをメールに添付して先生に送信…っと。
ここでミオは致命的なミスを犯してしまった。
メールを暗号化するのを忘れたのである。
教師に提出するファイルには、暗号化をし、更にパスワードを掛けるのが基本だ。
何者かに改竄されるのを防ぐ為である。
ミオを監視していた悠貴は、彼女がファイルの暗号化をしていない事に気付きほくそえんだ。
早速、俺の出番だな。
32
悠貴は細工を施したペンシルを手にしてほくそ笑む。
「そのペンシルはなんだ小金沢……」
「……っ!?…」
その手を先生が掴んでいた。
悠貴は気まずそうに俯くとチッと舌を打つ。
離婚した両親の父親方。その兄の息子、教師である従兄の佐々木だ。
「テスト時の不正を防ぐ為に筆記用具は鉛筆でなければならないと校則、185ヶ条の二番目に記されているはずだ……」
「…っ…ひゃく…」
あまりの校則の多さに悠貴は思わず怯んだ。
「まさか生徒手帳を読んでいないとは言わんだろうな…」
「……っ…」
(いやいや、あんた、生徒手帳に記されてるってどんだけ厚い手帳なんだよそれ…っ…)
悠貴は脂汗をかきながら心でツッコム
悠貴は頬を牽きつらせながら顔を上げた。
「す、すみません先生…まだ手帳を読んでいなく…」
「ハハハ!当たり前だ…」
「……え?…」
佐々木はミニ辞典程の厚さの本を手にして真顔を向ける。
「なんせ入学式の日に俺が配り忘れたからな」
威張って腰に手を当て仰け反る佐々木を前に、悠貴は露骨にチッとまた舌を打っていた。
悠貴は細工を施したペンシルを手にしてほくそ笑む。
「そのペンシルはなんだ小金沢……」
「……っ!?…」
その手を先生が掴んでいた。
悠貴は気まずそうに俯くとチッと舌を打つ。
離婚した両親の父親方。その兄の息子、教師である従兄の佐々木だ。
「テスト時の不正を防ぐ為に筆記用具は鉛筆でなければならないと校則、185ヶ条の二番目に記されているはずだ……」
「…っ…ひゃく…」
あまりの校則の多さに悠貴は思わず怯んだ。
「まさか生徒手帳を読んでいないとは言わんだろうな…」
「……っ…」
(いやいや、あんた、生徒手帳に記されてるってどんだけ厚い手帳なんだよそれ…っ…)
悠貴は脂汗をかきながら心でツッコム
悠貴は頬を牽きつらせながら顔を上げた。
「す、すみません先生…まだ手帳を読んでいなく…」
「ハハハ!当たり前だ…」
「……え?…」
佐々木はミニ辞典程の厚さの本を手にして真顔を向ける。
「なんせ入学式の日に俺が配り忘れたからな」
威張って腰に手を当て仰け反る佐々木を前に、悠貴は露骨にチッとまた舌を打っていた。