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リレー小説3
もう終わりそうなので、たてました。
参加していいですか?等、私語不要(^-^)
それでは
2番さんからスタート!
33
特殊部隊訓練高の近隣には、耕地整理された水田が広がっていた。
☀
☁
組合長
空中散布完了です
うむ!
ご苦労さん
☁
シュルルルーーー
シュルルルル
💨
パタッ!!
はっ!
なんだって!
カチ カチ
どうしたんだ?
君!?
組合長!
たいへんです!
ヘリコプターの
エンジンが止まりました!
ヘリコプターは特殊部隊訓練高めがけて墜落していく。
おい!ヘリがこの教室に!
突っ込んでくるぞ!
ドカーーーーー!
ーーーーーーーン!
☀
☁
組合長
空中散布完了です
うむ!
ご苦労さん
☁
シュルルルーーー
シュルルルル
💨
パタッ!!
はっ!
なんだって!
カチ カチ
どうしたんだ?
君!?
組合長!
たいへんです!
ヘリコプターの
エンジンが止まりました!
ヘリコプターは特殊部隊訓練高めがけて墜落していく。
おい!ヘリがこの教室に!
突っ込んでくるぞ!
ドカーーーーー!
ーーーーーーーン!
34
墜落したヘリが教室にめり込み訓練生達の悲鳴が聞こえる。
勢い良く旋回するプロペラが、鋭利な刃物の様に避けたミオの腕を傷付けていた。
(なんだこれは!? こんな作戦聞いてねーっ)
悠貴は焦りを浮かべ、身を隠した机から荒れた教室を見渡す。
佐々木はふっと笑うと拡声器を手にしていた。
「抜き打ち訓練開始!」
佐々木の言葉に皆がざわつく。
教室を破壊したヘリからは得体の知れない生物がゆっくりと出てきていた。
墜落したヘリが教室にめり込み訓練生達の悲鳴が聞こえる。
勢い良く旋回するプロペラが、鋭利な刃物の様に避けたミオの腕を傷付けていた。
(なんだこれは!? こんな作戦聞いてねーっ)
悠貴は焦りを浮かべ、身を隠した机から荒れた教室を見渡す。
佐々木はふっと笑うと拡声器を手にしていた。
「抜き打ち訓練開始!」
佐々木の言葉に皆がざわつく。
教室を破壊したヘリからは得体の知れない生物がゆっくりと出てきていた。
35
ヌルフフフフ…
不気味な笑い声が聞こえる…
ヌルフフフフ…
不気味な笑い声が聞こえる…
36
ヌルフフフ…
ぬるふふふ…
ヌルフ、フヌルルル…
やがて、その声はどんどん重なっていき、多重アラウンド放送に。
ぬるふふふ…
ヌルフ、フヌルルル…
やがて、その声はどんどん重なっていき、多重アラウンド放送に。
37
タ、タコか!?
ヘリコプターの中から巨大なタコが出現か?と思ったが、よく見たら組合長のスキンヘッドだった。
フフフフ(笑)
さすが特殊部隊訓練生だけのことはある
ヘリが激突しても死者がいないのだからな
あっ!その服装は!
伝説の日本兵だ
先生!伝説の日本兵ってなんですか?
先生の言葉に生徒達は、興味深い顔をして見つめている。
君達は知らないだろうが
この学園には伝説があるんだ
5年に1回程度の割合で突如、授業中に
三八式歩兵銃をもった日本兵が現れて
実践さながらの訓練をする
授業を受けた生徒全員に
高額なポイントがつくのさ
組合長は水田だけではなく、病院と学園の理事長も兼務していた。94歳とは思えない身体能力で生徒達に接近していく。
ーーーーーーーーー
君達 この銃の中身は水鉄砲さ!
さあ、みせてもらおうか!
……………………
君達の戦闘能力をね!
………………………
ビュッーーーーーーーーー
タ、タコか!?
ヘリコプターの中から巨大なタコが出現か?と思ったが、よく見たら組合長のスキンヘッドだった。
フフフフ(笑)
さすが特殊部隊訓練生だけのことはある
ヘリが激突しても死者がいないのだからな
あっ!その服装は!
伝説の日本兵だ
先生!伝説の日本兵ってなんですか?
先生の言葉に生徒達は、興味深い顔をして見つめている。
君達は知らないだろうが
この学園には伝説があるんだ
5年に1回程度の割合で突如、授業中に
三八式歩兵銃をもった日本兵が現れて
実践さながらの訓練をする
授業を受けた生徒全員に
高額なポイントがつくのさ
組合長は水田だけではなく、病院と学園の理事長も兼務していた。94歳とは思えない身体能力で生徒達に接近していく。
ーーーーーーーーー
君達 この銃の中身は水鉄砲さ!
さあ、みせてもらおうか!
……………………
君達の戦闘能力をね!
………………………
ビュッーーーーーーーーー
38
ちゃ…チャンスだわ!
ここであの伝説のタコ…
いえ、日本兵を倒せば
一気にトップに躍り出る事が出来る!!
「あーっはっはっは!あーっはっはっは!」
血が疼くわっ!
ミオは水鉄砲から噴射される水滴を交わしながら、スカートの下に隠し持っていた警棒を取り出す。
それをシャキーンと伸ばしながら伝説の日本兵の懐へと飛び込んで行く!
ちゃ…チャンスだわ!
ここであの伝説のタコ…
いえ、日本兵を倒せば
一気にトップに躍り出る事が出来る!!
「あーっはっはっは!あーっはっはっは!」
血が疼くわっ!
ミオは水鉄砲から噴射される水滴を交わしながら、スカートの下に隠し持っていた警棒を取り出す。
それをシャキーンと伸ばしながら伝説の日本兵の懐へと飛び込んで行く!
39
「よし今だ!」
号令が掛かった瞬間蜂の巣でも作るように、一斉に銃がミオを撃ち狙う。
「はっ…いやぁ! ふ、服がっ…溶けちゃうっ…」
水を受けたミオの服がみる間に透けてまるでオブラートのように蕩けていった……
「うおぉっ…」
敵の声か訓練生の声かもわからない。
血気みなぎる雄叫びがあちらこちらから聞こえ、鋭い眼光が裸になったミオを爛々と見つめている。
身体を隠すようにしゃがみ込むミオを庇い悠貴は咄嗟に抱き着いた。
ふにゅ……
「──…っ…」
悠貴はその思わぬ感触に息を飲む。
「よし今だ!」
号令が掛かった瞬間蜂の巣でも作るように、一斉に銃がミオを撃ち狙う。
「はっ…いやぁ! ふ、服がっ…溶けちゃうっ…」
水を受けたミオの服がみる間に透けてまるでオブラートのように蕩けていった……
「うおぉっ…」
敵の声か訓練生の声かもわからない。
血気みなぎる雄叫びがあちらこちらから聞こえ、鋭い眼光が裸になったミオを爛々と見つめている。
身体を隠すようにしゃがみ込むミオを庇い悠貴は咄嗟に抱き着いた。
ふにゅ……
「──…っ…」
悠貴はその思わぬ感触に息を飲む。
40
ヌルフ……
ヌルフフフフフ…
ヌルフフフフ…
悠貴が咄嗟に抱きついたモノ。
それはツルンとした頭を持ち
全身が黄色くヌメヌメした
タコの様な生き物であった。
つぶらな瞳が愛らしい。
しかしそれは凶悪なオーラを
全身から放出している様にも
感じる。
「ちょっとぉ!!そこは
あたしを庇うところじゃないの!?」
全裸のミオが憤った声を上げ、
禍々しいオーラを放ちながら、
仁王立ちで悠貴を恨めしそうに
睨んでいる。
「えっ!あの…これは…その…」
(うわ~!!高坂メッチャ睨んでる!
って言うか、隠せ!乳丸見えだっ!!)
そんな教室の様子をモニター越しに
見ていた悠斗がフラリと立ち上がる。
ヌルフフフフフ…
ヌルフフフフ…
悠貴が咄嗟に抱きついたモノ。
それはツルンとした頭を持ち
全身が黄色くヌメヌメした
タコの様な生き物であった。
つぶらな瞳が愛らしい。
しかしそれは凶悪なオーラを
全身から放出している様にも
感じる。
「ちょっとぉ!!そこは
あたしを庇うところじゃないの!?」
全裸のミオが憤った声を上げ、
禍々しいオーラを放ちながら、
仁王立ちで悠貴を恨めしそうに
睨んでいる。
「えっ!あの…これは…その…」
(うわ~!!高坂メッチャ睨んでる!
って言うか、隠せ!乳丸見えだっ!!)
そんな教室の様子をモニター越しに
見ていた悠斗がフラリと立ち上がる。
41
「ウウウーヤァアアー……たああぁぁ!!」
叫び声を発した悠斗から光が放たれる。
悠斗はライダースーツ姿に変身する。
胸には真っ赤な三分タイマーが付いている。
「こい! アドレナリンジャー!!」
悠斗が呼ぶと何処からともなくモンスターのような黒い大型バイクが走り込んできた。
「リミットは三分だ!ミオを拾って冷めない内に届けるぞっ…」
バイクの後部には熱々のモッツァレラピザが三枚乗っている。
「急げ!」
その掛け声でバイクのマフラーが激しく唸る。
バイクは窓を突き破り、訓練校の校舎を走るとミオの居る視聴覚室に飛び込んだ。
「ミオっ…これを被れっ!」
ミオは悠斗が投げたメットを受け取った。
「はっ…これはっ!」
頭頂部から波形のアンテナが一本伸びている。
「これは高性能スコープビームの付いた中々手に入らないあの装備っ…」
ミオは急いで手にしたそれを被る。
「って、ただの加トちゃんヅラじゃないっ…」
ミオは被ったそれを床に投げつけていた。
「ウウウーヤァアアー……たああぁぁ!!」
叫び声を発した悠斗から光が放たれる。
悠斗はライダースーツ姿に変身する。
胸には真っ赤な三分タイマーが付いている。
「こい! アドレナリンジャー!!」
悠斗が呼ぶと何処からともなくモンスターのような黒い大型バイクが走り込んできた。
「リミットは三分だ!ミオを拾って冷めない内に届けるぞっ…」
バイクの後部には熱々のモッツァレラピザが三枚乗っている。
「急げ!」
その掛け声でバイクのマフラーが激しく唸る。
バイクは窓を突き破り、訓練校の校舎を走るとミオの居る視聴覚室に飛び込んだ。
「ミオっ…これを被れっ!」
ミオは悠斗が投げたメットを受け取った。
「はっ…これはっ!」
頭頂部から波形のアンテナが一本伸びている。
「これは高性能スコープビームの付いた中々手に入らないあの装備っ…」
ミオは急いで手にしたそれを被る。
「って、ただの加トちゃんヅラじゃないっ…」
ミオは被ったそれを床に投げつけていた。
42
すると床に穴があき、
ミオはそこに落ちた
「助けてぇぇえ!」
………………ぉ…
…………ミ………オ…
「ミオ!」
「ひ、ひゃい!」
「フハハハハ!
ひゃい!だって、
なに寝ぼけてんだよ」
「悠斗…?」
ちゅっ
「ほら、
早く起きて朝食つくってよ」
「んー……」
ゆ、夢かぁ…
すると床に穴があき、
ミオはそこに落ちた
「助けてぇぇえ!」
………………ぉ…
…………ミ………オ…
「ミオ!」
「ひ、ひゃい!」
「フハハハハ!
ひゃい!だって、
なに寝ぼけてんだよ」
「悠斗…?」
ちゅっ
「ほら、
早く起きて朝食つくってよ」
「んー……」
ゆ、夢かぁ…
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