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リレー小説その2
もう少しで終わります!!
てことで作りました!
前と同じく私語禁止の自由参加。
入っていいですか?等挨拶も無くていいです。
とにかく繋げ!w
てことで作りました!
前と同じく私語禁止の自由参加。
入っていいですか?等挨拶も無くていいです。
とにかく繋げ!w
71
インターホン河上は
【日本de冒険】というゲームを持って
帰った。
「ハハハハハ!!」
河上は狂ったように笑う。
センサー便器は深く眠っている。
「ぐぅ~ぐぅ~」と。
インターホン河上は
【日本de冒険】というゲームを持って
帰った。
「ハハハハハ!!」
河上は狂ったように笑う。
センサー便器は深く眠っている。
「ぐぅ~ぐぅ~」と。
72
インターホン河上が自宅の居間にあがったときだった。
かたり、と物音がした。
「誰だ」
振りかえる。台所のテーブルから竹でも生えるかのように、影が伸びあがった。テーブルの陰にしゃがんでいた男が、立ちあがったのだ。
「見つかっちまったか」
ち、と舌打ちをしたそいつの名前を、インターホン河上は思いだした。
「おまえはッ」
そしてその名前をさけんだ。
インターホン河上が自宅の居間にあがったときだった。
かたり、と物音がした。
「誰だ」
振りかえる。台所のテーブルから竹でも生えるかのように、影が伸びあがった。テーブルの陰にしゃがんでいた男が、立ちあがったのだ。
「見つかっちまったか」
ち、と舌打ちをしたそいつの名前を、インターホン河上は思いだした。
「おまえはッ」
そしてその名前をさけんだ。
73
スイセン便器!!
センサー便器の兄である。
「そのゲームを返せ」
スイセン便器はインターホン河上を睨みつけながら言った。
河上はスイセン便器のあまり形相にたじろいだ。
確か、スイセン先輩はママゾンのヨンデル開発部に就職したはず。
今、ヨンデル開発部では最新型電子書籍を開発していると言う噂がある。
まさか、このゲームが開発中の電子書籍?
通りで、小説かと思ったらいきなりBAD ENDになったり、敵が強すぎたりするわけだ。
ヨンデル開発部よ、ゲームセンス悪すぎるぞ!!
センサー便器の兄である。
「そのゲームを返せ」
スイセン便器はインターホン河上を睨みつけながら言った。
河上はスイセン便器のあまり形相にたじろいだ。
確か、スイセン先輩はママゾンのヨンデル開発部に就職したはず。
今、ヨンデル開発部では最新型電子書籍を開発していると言う噂がある。
まさか、このゲームが開発中の電子書籍?
通りで、小説かと思ったらいきなりBAD ENDになったり、敵が強すぎたりするわけだ。
ヨンデル開発部よ、ゲームセンス悪すぎるぞ!!
74
河上「ひ…ひぃ!返しますぅぅぅ!」
【日本de冒険】をスイセン便器に返した
河上はゲームを手放し、去っていった…。
スイセン便器「よし…。これで…。」
ガチャンとドアを開け
スイセン便器は大阪の街に飛び出した──
スイセン便器「イヤッフウゥゥ!」
河上「ひ…ひぃ!返しますぅぅぅ!」
【日本de冒険】をスイセン便器に返した
河上はゲームを手放し、去っていった…。
スイセン便器「よし…。これで…。」
ガチャンとドアを開け
スイセン便器は大阪の街に飛び出した──
スイセン便器「イヤッフウゥゥ!」
75
スイセン便器は意気揚々と繰り出した。
「よおし! 先ずは吉本喜劇場を買収してたこ焼きを買い占めてやる!──…って…おわぁっ!?なんだお前!!付いてくるじゃないっ…」
張り切るスイセン便器の後ろを赤ちゃんがピッタリ放れずについてくる。
薄汚れて黄ばんだオムツに赤いよたったリボン。
なんとも貧乏たらしい赤ちゃんだ。
「ばあぶぅ。」
その赤ちゃんは、スイセン便器が大阪府買収の為にコツコツ貯めた貯金を行く先々で散財し始めた。
「ぼんび、一つ550円のたこ焼を一万二千円で20個買ってきてあげたのねん♪」
「勝手に何しやがるっ!?」
小憎たらしい笑顔でそう言った赤ちゃんにスイセン便器は激流のごとく汗水を溢れさせた。
スイセン便器は意気揚々と繰り出した。
「よおし! 先ずは吉本喜劇場を買収してたこ焼きを買い占めてやる!──…って…おわぁっ!?なんだお前!!付いてくるじゃないっ…」
張り切るスイセン便器の後ろを赤ちゃんがピッタリ放れずについてくる。
薄汚れて黄ばんだオムツに赤いよたったリボン。
なんとも貧乏たらしい赤ちゃんだ。
「ばあぶぅ。」
その赤ちゃんは、スイセン便器が大阪府買収の為にコツコツ貯めた貯金を行く先々で散財し始めた。
「ぼんび、一つ550円のたこ焼を一万二千円で20個買ってきてあげたのねん♪」
「勝手に何しやがるっ!?」
小憎たらしい笑顔でそう言った赤ちゃんにスイセン便器は激流のごとく汗水を溢れさせた。
76
早くほかの社長とすれ違わなくてはエラいことになる……。
普段は間抜けで気のいいこいつだが、いったん変身するととんでもない悪行を繰り返すようになるのだ。
その悪行は凄まじく、その恐ろしさを象徴するために専用BGMまで用意されているほどだ。
早くほかの社長とすれ違わなくてはエラいことになる……。
普段は間抜けで気のいいこいつだが、いったん変身するととんでもない悪行を繰り返すようになるのだ。
その悪行は凄まじく、その恐ろしさを象徴するために専用BGMまで用意されているほどだ。
77
あー!
ミニボンビーが
貧乏神に戻ってしまった!
スイセン便器の所持金
-120億だぁ!
しかし、スイセン便器は他の社長とすれ違い
徳政令カードを使って
借金をなくしたぞぉお!
どうする、ごっくうー!!
〜♪♪〜♪
オッス!おらごっくう!
次回ベジタリーの逆襲!
来週も見てくれよな!
あー!
ミニボンビーが
貧乏神に戻ってしまった!
スイセン便器の所持金
-120億だぁ!
しかし、スイセン便器は他の社長とすれ違い
徳政令カードを使って
借金をなくしたぞぉお!
どうする、ごっくうー!!
〜♪♪〜♪
オッス!おらごっくう!
次回ベジタリーの逆襲!
来週も見てくれよな!
78
スイセン便器は借金がなくなり
「イヤッフウゥゥ!」と喜んでいるが
貧乏神はまだいる。
いっぽう…
「ついに徳政令カードを使ったか…」
ボソリと男はつぶやいていた。
その男の名はベジタリー。
「許さん」
ベジタリーは目をキリッとさせた。
スイセン便器はフンフーンと
喜びながら街を歩く。
この後起こる事態を知らずに……。
スイセン便器は借金がなくなり
「イヤッフウゥゥ!」と喜んでいるが
貧乏神はまだいる。
いっぽう…
「ついに徳政令カードを使ったか…」
ボソリと男はつぶやいていた。
その男の名はベジタリー。
「許さん」
ベジタリーは目をキリッとさせた。
スイセン便器はフンフーンと
喜びながら街を歩く。
この後起こる事態を知らずに……。
79
その事態はすぐにおとずれた。
地面に。
バナナの皮が落ちていたのだ。
ベジタリーは困惑した。
踏むべきか、踏まざるべきか。
それはつまり、ベタなボケで済ますか、思いもよらぬボケを繰り出すか、という葛藤といえた。
下手なことはできない。ベジタリーは悩んだ。
その事態はすぐにおとずれた。
地面に。
バナナの皮が落ちていたのだ。
ベジタリーは困惑した。
踏むべきか、踏まざるべきか。
それはつまり、ベタなボケで済ますか、思いもよらぬボケを繰り出すか、という葛藤といえた。
下手なことはできない。ベジタリーは悩んだ。
80
“兄さんっ…”
その時何処からか声がした──
“兄さんダメだ! そんなベタな鉄板ギャグなんかやったらあいつの思う壺になる…っ…”
「──…っ…」
スイセン便器はハッと我に返った。
「はあっ…危ないとこだった……」
ベジタリーに意識を乗っ取られていたスイセン便器は弟のセンサー便器によって意識を取り戻していた──
「助かったよセンサー! 頑張ってクリアするぜっこのゲーム!」
スイセンは天に向けて独り言を呟く。
「よしっ…次の目的地はどこだあぁぁァ!」
“兄さんっ…”
その時何処からか声がした──
“兄さんダメだ! そんなベタな鉄板ギャグなんかやったらあいつの思う壺になる…っ…”
「──…っ…」
スイセン便器はハッと我に返った。
「はあっ…危ないとこだった……」
ベジタリーに意識を乗っ取られていたスイセン便器は弟のセンサー便器によって意識を取り戻していた──
「助かったよセンサー! 頑張ってクリアするぜっこのゲーム!」
スイセンは天に向けて独り言を呟く。
「よしっ…次の目的地はどこだあぁぁァ!」
レスが上限に達しています。