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【リレー小説】ルイーダの酒場


《ドラクエの世界でみんなで冒険しよう!》


ドラクエの世界観でオリジナル二次創作をリレー小説で書いてみませんか?
ドラクエの世界観なら、どんな物語でもOKです。
ただしドラクエの世界を楽しむためにも脱線しすぎにはご注意ください。


《ルール》
*ドラクエ好きなら、誰でも参加OK
*初めましてなどの挨拶はなし
*基本は三人称(場合によっては一人称もあり)
*前の人の文章を読んで話を繋げる
*順番は決まってないので、被った場合は先に書いた人の文章を優先する。またはうまいこと繋げる。


まずは物語に登場させるキャラを作成してください。雑談スレを作りますので、そちらにキャラ設定をなるべく詳しく書いてください。(キャラの特徴や背景など)


ドラクエ好きだけど文章苦手で~うる覚えで~…という方でも大丈夫。一行のみの参加でもOKです。とにかく繋げてドラクエストーリーを楽しもう!


ルイーダの酒場で待ってるよ(*^ω^)ノ


31
「俺が『はにかむ』と、こうなるぞ」

┏━コマンド━┓
┃ たたかう
┃ ぼうぎょ
┃ どうぐ
┃▶️はにかむ
┗━━━━━━┛

岩橋……もとい、イワハシは
照れ臭そうに はにかんだ。

……何気に愛嬌があって可愛かった。

ムトとパームは、ほんとちょびっとだけズキュンとし、
心に3のダメージを受けた。

32 「……ま、まあ、許してやる。でも次ふざけた真似してみろ、モンスターの餌にしてやるからな!」

こうして四人はやっとこさ町を出た。

ムトの後ろにパーム、レミファ、イワハシがぴったりくっついて歩く。

「おい……なんで俺のあとついてくるんだよ」

「え? だって行き先同じじゃないですか」

「バラけて歩きゃあいいだろうが!」

「できないんですよぉ~これがドラクエのスタイルですから」

「はあ?」


~~~♪


スライムが現れた!!


33
 レミファ
┏━コマンド━┓
┃▶️たたかう
┃ ぼうぎょ
┃ どうぐ
┃ おうえん
┗━━━━━━┛

レミファの攻撃!

「わぁ、かわい~!ねぇねぇあそぼ~!」

レミファはスライムと遊ぼうとした。

スライムの攻撃!

「シャアアアアッ!」

スライムは歯茎を剥き出しにして、
レミファに噛みつこうとした。

「バカッ!あぶねぇっ!」

ムトがレミファを庇って遠ざけた。
スライムはダメージをあたえられない。

「シャアアアアッ!」

「こわ……。
 スライムって、こんなに狂暴だったか?」

34 ムトは身構える。「スライムが4匹かぁ。よし、イワハシいけ!」

イワハシははにかんだ。

「はにかんでる場合か! レミファ、やれ!」

「OK! 私の口笛で、楽しくなってね。ぴゅい~~♪」

「待て、お前の口笛ってたしか……」

マドハンドが現れた。

「ほら見ろ! 余計なモンスター呼んでしまうだろ!」

スライムAの攻撃、スライムBの攻撃、スライムCの攻撃、スライムDの攻撃

ドカッ!ドカッ!ドカッ!ドカッ!

「ぐわっ!どわっ!うわぁ!いてっ!」

ムトは14ポイントのダメージを受けた。

「て、なんで俺に集中してくるんだよ! 頼む、パーム!」

パームはムトに薬草を使った。

「うん、ありがとう……て、敵を倒せや!
だから、はにかむなイワハシっ!! 」

ムトの攻撃、マドハンドに会心の一撃!!

「よかった、一番強いやつ一発でやったった」

レミファはイワハシとオクラホマミキサーを踊った。

「そんなアドリブいらんわ!」

パームは、フラッシュペーパーを使った。

メラと同じ効果で、スライム全滅。

「はあ、先が思いやられる」とムトは座り込んだ。
35 「しかし……魔物の気配がより邪悪に感じましたね。スライムですら、狂暴化していましたし」

パームは、難しそうに顔をしかめた。

「もしかしたら、復活した大魔王の力ってのは、恐ろしく巨大なものかもしれねぇな……」

ムトも深刻になり、青い瞳を細める。

大魔王の底知れぬであろう力に、世界の危機を初めて肌で感じた。

これは一刻も早く勇者様を見つけないと……。ムトは強く思った。

パームも、最初の目的は魔法使いになることだけだったが、それから先もこの仲間のために力になっていきたいと、強く思えた。

レミファはキョトンとしながらも、「早くダーマ神殿に行って賢者になりたいなぁ~」と、夢をみるようにポヤンと考えていた。

イワハシは、はにかんだ。

「だから、はにかんでる場合かっ!」

36 四人は旅を続け、数多くのモンスターと戦い、遊び、はにかみながら、ダーマ神殿に繋がる洞窟へとたどり着いた。

イワハシも足手まといながらも、なんちゃって商人の力をみせつけ、モンスターが落としたゴールドを細かく集めたり武器を安く仕入れたりと、メンバーをサポートする底力を見せていた。

「ムトさん、ここの洞窟を抜けたらダーマ神殿に行けます。しかし、強い敵が無限に出てきますぜ」とイワハシは過去にも通ろうとしたらしいが、戦闘能力が乏しく、泣く泣く諦めたといった作り話をした。

「しかし、補充した薬草や毒消し草が足りるかどうか……」とパームは心配する。

「ここしか道がねえんなら行くしかねえだろ。モンスターでアイテム持ってそうなやつがいたら、片っ端から奪ってやる。なんせ、俺は盗賊だしな。中には薬草持ってるやつもいるだろ」

「宝箱もいっぱいあるしね。あ~あ、派手な服でも落ちてないかなぁ」

「レミファは、そんなんで賢者になる気あんのか?」とムトは冷たい目でレミファを見る。

「うん、賢者になったら、もっと落ち着いて人のためになることが出来るかなぁ~て」

「さぁ、行こうか!」

「え、無視?」
37
「え、だってお前が落ち着くって、あり得ないだろ。しかも賢者って、魔法のエキスパートだぞ。なれるのか?」

「なれるもんっ。遊び人は『※さとりのしょ』がなくてもレベル20であれば、ちょちょいのちょいでレミファは賢者になれちゃうんだからぁ」

「よし、パーム、イワハシ。洞窟の中では気を抜くなよ」

「え、また無視?」

ムトは、レミファが背後であっかんべーをしてくるのも無視しながら、仲間と共に、ダーマ神殿へと繋がる洞窟へと入っていった。

魔物に用心しながら、どんどん奥へ進んでいくと、広いフロアにたどり着いた。

一見何の変哲もなさそうなフロアだが、床を見てみると、

「何だ?この床は」

正方形の矢印のマスが、びっしりと敷き詰められている。しかも、矢印の向きは、それぞれバラバラだ。

「これは……すべる床ですね」

「すべる床?」

パームがポツリと漏らしたのを、ムトが聞き返した。

「この矢印のマスに乗ると、矢印の方向へ無理矢理滑らされてしまうんですよ。逆らうことも出来ません」

「マジか。したら、矢印の方向をよく見ながら滑らないといけないってことか」

「そうですね」

38 ※さとりのしょ……この本を持っていれば、ダーマ神殿で賢者になることが出来る。遊び人は、さとりのしょがなくても賢者に転職出来る。
39 「わぁー面白そうっ!レミファ&イワハシ、いっきまぁーす!」

「バカッ、安易に行こうとすんなって、おいっ!」

ムトが止める前に、レミファは、嫌がるイワハシと共に、すべる床で滑っていってしまった。

すると、数分後。

「ただいまぁー!」

レミファは……巨大なこん棒を持ち、舌を出してヘラヘラとバカみたいに笑う、巨漢のハゲ頭を連れてきた。

――トロルがあられた!

「っ、うわぁーっ!」

ムトとパームは、恐怖で叫んだ。

トロルはだいたい後半に出てくる魔物。今のムト達のレベルでは、到底倒せない。

「あれれ?イワハシさんって、こんなんだっけ?」

「どうみてもイワハシじゃねぇだろっ!ていうか、本物のイワハシは!?」

「実は、本物のイワハシさんは……置いてきちゃいましたー」

「マジックみたいに言うなっ!」

ムトとパームは、トロルに攻撃される前に二人で蹴り飛ばす。

すると、トロルはよろけ、すべる床の上にしりもちつくと、そのままどこかへ滑っていった。

トロルはいなくなった。

ムトにしこたま怒られたレミファは、また滑っていき、本物のイワハシをちゃんと連れて戻ってきた。
40 「いいか、今は遊んでる場合じゃないんだ。慎重にいかなきゃ命にかかわるぞ」

ムトは、イワハシにも注意を促す。

「面目ねぇ……だが、この下には四つくらい宝箱があったぜ」

「宝箱?」

場合によっては、武器や防具が手に入るかもしれない。

四人は、わざと地下に落ちてみた。

ムトは得意の鼻をきかせる。

「お、宝箱がこのフロアには五つもあるぜ」

すると、イワハシは不思議そうな顔をした。

「五つもあったのか。一つ見落としてたのかな?」

慎重に歩き一つ目の宝箱を見つける。

「うわ、聖水か……」今は、求めていなかった。

敵に苦戦しながら二つ目を見つける。

ブーメランを見つけた。これを装備出来るのは、レミファだ。

レミファはブーメランを装備した。

三つ目の宝箱には、鉄のそろばんが入っていた。

もちろん、なんちゃって商人だが、イワハシが装備した。

四つ目の宝箱には、みかわしの服があった。

「よし、これは俺だ」とムトが装備した。

次は、パームの武器か防具か……ドキドキしながら箱をあけた。

思った通り、ミミックが現れた。

レスが上限に達しています。
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