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壁一枚

第46章 忘れない



孝志「…」

美緒「先生?」

孝志「ごめん美緒…実は今、コンドーム
持ってなくて…だから…」


そう言って
自分から離れようとする孝志
しかし美緒はそれを許さず孝志の腕を強
く掴み
引き止めた


美緒「…」

孝志「美緒?」

美緒「なくてもいい…なくてもいいから
お願い…」

孝志「でも…」

美緒「先生を感じたいの!!例え…例え
離れ離れになっても…大丈夫なように…
そうすれば…そうすれば離れても大丈夫
きっと大丈夫だから…」

孝志「…美緒」


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