
壁一枚
第45章 告白と失恋
孝志「それ…あいつに…横井にやられた
のか…」
美緒「…」
首筋のキスマーク
見えないように必死に隠したが
司がつけたキスマークは首筋だけでなく
胸元や肩など
ありとあらゆる場所に
残されていた
美緒「何もなかったから…大丈夫…だよ
大丈夫…」
孝志「…美緒」
美緒「嫌!!」
孝志「…ごめん」
美緒「違っ…違うの!!先生に触られる
のが嫌とかじゃなくて…その…」
押し倒され
乱暴されそうになった恐怖心からか
美緒は大好きな相手
孝志の手で触れられる事にさえ
酷く脅え
怖がっていた
