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おばけトンネルとお姉ちゃん

第1章 おばけがいるのよ

 何度か入れ直しているうちに、要領がつかめてきた。腕立てふせいの体勢になって、姉貴の顔の両サイドに両手をつく。全身で動くのではなく、腰だけをヘコヘコと律動させたほうが、スムーズに奥まで入る。パンパンパンと立派なピストン音も鳴るようになってきた。
「ああんっ、あああっ」
 俺が上手に腰を振るほど、姉貴の嬌声も高くなる。姉貴は目をずっと瞑っているから、俺はこっそりと入っている部分に目をやった。部屋が暗くて「穴」がどういう構造になっているのかはわからなかったけど、出し入れするたび、自分の股間から生えた棒に姉貴の膣内から溢れる愛液がコーティングされて、ヌラヌラと濡れ光っている光景は見て取れた。
 そして、こう思った。
 お姉ちゃんが俺と遊んでくれている!
「お姉ちゃん、お姉ちゃん!」
 俺はガキのころのように、お姉ちゃんと呼びかけながら腰を振った。
「ハア、アアッ……ああ」
 姉貴は俺の呼びかけを無視していたが、唇は半開きになっていて、油断しているようにも見えた。
 いつもの俺なら怒られるかもと躊躇してしまうが、このときは自然と体が動いた。姉貴の顔に自分の顔を近づけた。かぐわしい吐息がかかる距離になった。普段だったら絶対に「顔近い!」と怒られる距離だった。俺の顔が間近にあることは姉貴も気づいているはずだが、「あん、アァ、ああっ」と素知らぬふりで、吐息を弾ませていた。俺はひょっとこのように唇を突き出して、姉の唇に当ててみた。
「んんっ」
 姉貴は拒否するどころか、俺の唇に吸い付いてきた。
 お姉ちゃんとキスをしている! 
 すでにセックスまでさせてもらっているのに、俺はそのことにひどく感動した。
「あん、んちゅ」
 姉貴は舌も入れようとしてきた。俺も見様見真似で舌を差しだした。
「んんっ、アァ……ちゅる、あん……」
 瞬く間に姉貴は舌を絡めてきた。唾液を交換しあうような口づけで、俺は姉貴に初めて〝大人〟を感じた。俺もやってみようと舌を絡めようとした。
「ん~、んっ~」
 だけど、どうにも舌を上手に絡められなくて、姉貴は面倒臭そうに呻いた。そうしている最中も俺は腰を振り続けていた。繋がっている部分からはヌチャヌチャと卑猥な水音が鳴っていた。姉貴の愛液が肉胴に絡みついて、滑りがいっそう良くなっていた。

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