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中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜

第5章 飽食の時。佳代(2)

彼女の求めに応じるように、一際激しく腰を動かす。床を通じて伝わる振動と、二人の肌が激しく擦れ合う音が、部屋の熱量をさらに引き上げていく。佳代の身体は歓喜に震え、その瞳には快楽の涙が浮かんでいた。

欲望の衝動は、二人をさらに異質な空間へと駆り立てた。 気付けば二人は、かつて夫や子供と食事を囲んだ思い出の詰まった食卓へと移動していた。木製のテーブルの上に佳代の身体を乗せ、その端に彼女を座らせる。日常の象徴であるはずの場所が、今は最も淫靡な舞台へと変貌を遂げていた。

冷たい天板の感触に佳代は小さく身震いした。私は彼女の脚を大きく開かせ、その奥深くへと再び侵入する。

「こんな場所で……でも、すごく気持ちいい……」

背徳感という最高のスパイスが、二人の感覚を凍ったナイフのように研ぎ澄まさせる。テーブルがギチギチときしむ音を立てるたび、佳代の嬌声は高くなり、彼女の爪が私の肩に深く食い込んだ。あっつ、ああっつという嬌声をあげながら彼女の腰の動きは激しさを加速させた。

最後は、食卓に両手を突かせ、背後から彼女を抱きすくめる形となった。 背中から伝わる佳代の心臓の高鳴りは、すでに限界に近いことを物語っている。 美しい曲線を浮き上がらせる彼女の腰を両手でしっかりと掴み、容赦のない衝撃を送り込み続けた。

「もう……いく……、先生、お願い……いかせて」

佳代の声は震え、快楽の波に完全に呑み込まれていた。 その限界の叫びと同調するように、自身の内側からも抑えきれない衝動が突き上げてくる。

「おれもいきそうだ……いっしょにいくかい?」

「ええ……一緒に……精子ちょうだい」

「中にだすぞ……ううううっつ」

佳代の身体の最も奥深い場所へと、全ての熱い生命を解き放つように、深く、激しく突き刺した。白濁液がとろりと佳代の蜜口から零れ落ちる様は淫靡の極致といっても良かった。

部屋を包む濃厚な性臭と、二人の荒い呼吸。 すべてを出し尽くしたリビングの静寂のなかで、佳代は満足げな微笑みを浮かべたまま、そっと赤く染まった裸体を寄合いながら、キスの中で二人はまどろみの世界の中へと沈んでいった。




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