
中毒の処方箋 〜淫らな輪舞曲〜
第18章 飽食の時。瑞希(4)
「いい……そこ、いいわ……」
瑠花は友人の前で喘ぐことに未だに恥ずかしさを覚えつつも、瑞希の視線が自分を支えてくれていることを感じ、逃げずに受け止めようとしていた。
二人の心は、あくまでも親友を第一に考えるほど純粋だった。欲望に身を委ねながらも、互いを思いやる気持ちが、行為の端々に滲み出ている。
私はその純粋さに救われそうになりながらも、同時に、自分の身勝手さが二人を傷つけているという事実から目を逸らすことができなかった。
「くっ……瑠花、きつい……んっ……中、熱い……」
行為が一度終わり、三人で重なり合うようにして休む。瑠花は私の片腕に顔を埋め、瑞希はもう一方の腕に。瑞希が小さく囁いた。
「先生……私、最低だよ。でも瑠花がこうして側にいてくれるから、なんとかやってける。瑠花を大事にしてあげて。私は……いいから」
声の途中で掠れた。彼女は私の胸に顔を埋め、肩をわずかに震わせた。健気に振る舞いながら、本当は繊細で傷つきやすい心が、声の奥で揺れていた。肌から伝わる熱と、フローラルな香りが混じり合う。
瑠花はそんな瑞希の背中を、そっと撫でた。指先に汗ばんだ滑らかな肌の感触が残る。
「瑞希、どうでもよくないよ。私にとって大事な友達だもん。先生も瑞希も、両方大事。……この秘密は、三人のものだよ」
瑠花の声は優しかった。しかし内心では激しい揺れが続いていた。知っているのに何も言わずに健気に振る舞う自分。瑞希を思う気持ちと、私を独占したいという抑えきれない感情が、静かにぶつかり合っている。
それでも瑠花は親友を第一に考える。それが彼女の性分だった。
私は二人を抱きしめながら、目を閉じた。振り子のように揺れ続ける心を、どうすることもできないまま。二人の体温が左右から伝わり、甘い匂いが鼻を満たす。
しばらくして、瑞希が小さく動いた。私の腕から離れ、瑠花の横に回り込み、彼女の顔を両手で包むようにして優しく唇を重ねる。
女同士のキスは、私への奉仕とは違う、互いを確認し合うような柔らかさがあった。瑞希の舌が瑠花の唇をなぞり、瑠花も応じるように口を開く。
唾液が糸を引き、瑞希の息が瑠花の頬に当たる。フローラルな香りが、より濃く混じり合う。唇の感触は熱く、湿っていて、互いの吐息が混じるたび、甘い味が舌に広がる。
瑠花は友人の前で喘ぐことに未だに恥ずかしさを覚えつつも、瑞希の視線が自分を支えてくれていることを感じ、逃げずに受け止めようとしていた。
二人の心は、あくまでも親友を第一に考えるほど純粋だった。欲望に身を委ねながらも、互いを思いやる気持ちが、行為の端々に滲み出ている。
私はその純粋さに救われそうになりながらも、同時に、自分の身勝手さが二人を傷つけているという事実から目を逸らすことができなかった。
「くっ……瑠花、きつい……んっ……中、熱い……」
行為が一度終わり、三人で重なり合うようにして休む。瑠花は私の片腕に顔を埋め、瑞希はもう一方の腕に。瑞希が小さく囁いた。
「先生……私、最低だよ。でも瑠花がこうして側にいてくれるから、なんとかやってける。瑠花を大事にしてあげて。私は……いいから」
声の途中で掠れた。彼女は私の胸に顔を埋め、肩をわずかに震わせた。健気に振る舞いながら、本当は繊細で傷つきやすい心が、声の奥で揺れていた。肌から伝わる熱と、フローラルな香りが混じり合う。
瑠花はそんな瑞希の背中を、そっと撫でた。指先に汗ばんだ滑らかな肌の感触が残る。
「瑞希、どうでもよくないよ。私にとって大事な友達だもん。先生も瑞希も、両方大事。……この秘密は、三人のものだよ」
瑠花の声は優しかった。しかし内心では激しい揺れが続いていた。知っているのに何も言わずに健気に振る舞う自分。瑞希を思う気持ちと、私を独占したいという抑えきれない感情が、静かにぶつかり合っている。
それでも瑠花は親友を第一に考える。それが彼女の性分だった。
私は二人を抱きしめながら、目を閉じた。振り子のように揺れ続ける心を、どうすることもできないまま。二人の体温が左右から伝わり、甘い匂いが鼻を満たす。
しばらくして、瑞希が小さく動いた。私の腕から離れ、瑠花の横に回り込み、彼女の顔を両手で包むようにして優しく唇を重ねる。
女同士のキスは、私への奉仕とは違う、互いを確認し合うような柔らかさがあった。瑞希の舌が瑠花の唇をなぞり、瑠花も応じるように口を開く。
唾液が糸を引き、瑞希の息が瑠花の頬に当たる。フローラルな香りが、より濃く混じり合う。唇の感触は熱く、湿っていて、互いの吐息が混じるたび、甘い味が舌に広がる。

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