
クラスの人気者は、刹那の2時間を買い戻したい。
第11章 勉強会
刹那はバイクに寄りかかって莉子を待っていた。
しばらくすると小走りに駆け寄ってくる莉子が見えた。
「お待たせ」
莉子は少し息が上がっている。
「そうだ、ついでにメシ食って帰ろうぜ」
刹那はサラッと事もなげに誘う。逆に莉子はドキドキが止まらなかった。
(刹那くん、これって完全にデートだよね?)
「い、いいね。どこに行く?」
「星野に任せるよ」
莉子は予想もしないできごと続きで軽い脳内パニック状態。
「えっと、街道沿いのイタリアンレストラン?」
「分かった」
刹那はヘルメットをかぶり、半帽を莉子に寄越していた。
彼の背中にピッタリとくっ付いて、腕はしっかり腰に回していた。
(刹那くんあったかい)
エンジンを噴かし、ギアを入れて走り出した。
ファミレス。
二人は向かいあってパスタを食べている。
莉子は男の子と食べる食事にこんなに気を使うのかと思い知った。
「刹那くんはいつも夕飯どうしてるの?」
「コンビニとかラーメン食べたり」
「そういえば、冷蔵庫ビールと水しか入ってなかった」
「ビールは切らさないぜ」
「あはは、大人男子」
「うるせぇ、まだ食べれるから、なんか頼もうぜ」
刹那にいわれてピザを追加注文した。
「来週からテスト期間だね。憂〜つ」
「あー、テスト。テスト勉強どうやるんだっけ?」
「刹那くん、それヤバいよ」
「ヤバいよね……留年生が留年とか笑えないんだけど」
「そうだ! 刹那くん救済勉強会しようよ」
「お、それイイね。りくにも声かけてみようかな」
「それ良いかも! 私も友だち誘ってみる」
このあと二人はデザートも食べていた。
莉子の自宅
エンジを切って、莉子はバイクから降りたった。
「ありがとう。今日はごちそうさま」
刹那はメットを外して手櫛で髪を整えた。
「……莉子」
「えっ」
(いきなり名前呼び!)
「オレ最近学校楽しいんだ。なんでかな?」
刹那は複雑な表情をして彼女を見つめている。
「刹那くん……それはきっと青春だよ!」
「……青春」
「そうだよ! 一緒に高校最後の一年楽しもうね」
刹那はちょっとだけ腑に落ちたような気がした。
「また明日な」
刹那はにっと微笑んで、バイクを走らせ帰っていった。
しばらくすると小走りに駆け寄ってくる莉子が見えた。
「お待たせ」
莉子は少し息が上がっている。
「そうだ、ついでにメシ食って帰ろうぜ」
刹那はサラッと事もなげに誘う。逆に莉子はドキドキが止まらなかった。
(刹那くん、これって完全にデートだよね?)
「い、いいね。どこに行く?」
「星野に任せるよ」
莉子は予想もしないできごと続きで軽い脳内パニック状態。
「えっと、街道沿いのイタリアンレストラン?」
「分かった」
刹那はヘルメットをかぶり、半帽を莉子に寄越していた。
彼の背中にピッタリとくっ付いて、腕はしっかり腰に回していた。
(刹那くんあったかい)
エンジンを噴かし、ギアを入れて走り出した。
ファミレス。
二人は向かいあってパスタを食べている。
莉子は男の子と食べる食事にこんなに気を使うのかと思い知った。
「刹那くんはいつも夕飯どうしてるの?」
「コンビニとかラーメン食べたり」
「そういえば、冷蔵庫ビールと水しか入ってなかった」
「ビールは切らさないぜ」
「あはは、大人男子」
「うるせぇ、まだ食べれるから、なんか頼もうぜ」
刹那にいわれてピザを追加注文した。
「来週からテスト期間だね。憂〜つ」
「あー、テスト。テスト勉強どうやるんだっけ?」
「刹那くん、それヤバいよ」
「ヤバいよね……留年生が留年とか笑えないんだけど」
「そうだ! 刹那くん救済勉強会しようよ」
「お、それイイね。りくにも声かけてみようかな」
「それ良いかも! 私も友だち誘ってみる」
このあと二人はデザートも食べていた。
莉子の自宅
エンジを切って、莉子はバイクから降りたった。
「ありがとう。今日はごちそうさま」
刹那はメットを外して手櫛で髪を整えた。
「……莉子」
「えっ」
(いきなり名前呼び!)
「オレ最近学校楽しいんだ。なんでかな?」
刹那は複雑な表情をして彼女を見つめている。
「刹那くん……それはきっと青春だよ!」
「……青春」
「そうだよ! 一緒に高校最後の一年楽しもうね」
刹那はちょっとだけ腑に落ちたような気がした。
「また明日な」
刹那はにっと微笑んで、バイクを走らせ帰っていった。

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