子猫クロワサンス(最終回)
第1章 子猫クロワサンス
社長の体調もよくなり、叔父の助けを借りつつも長男が経営を勉強し社長を支えているとか。
まだ、幼いイメージだった社長のお子さんだが、今年で22歳の立派な重役として今年から本社で働くそうだ。
社長の息子だからといって…いきなり重役ポジションは役員の反感を買いそうだが…大ヒットした“スニーカーチョコ”を開発したのは長男らしく……ここ最近、アイディアを出さずヒットも産み出せていない彼らは文句は言えなかったのだろう。
新体制になる今年は、人事も一新されこの俺が総務省課の“係長”となることも決まった。
この年で、係長とはプレッシャーだが人事はありがたく拝命したいと思う。
そして、一年に一度の社長、役員による挨拶の日―――――――…
ステージ上に並ぶ役員のなかに…
ユナの姿を…発見した。
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