今宵だけは~秘められた人妻との密会
第17章 赤く染まる白肌(5)
湯上がりの柔らかな熱を帯びた肌に、僕の指が沈んでいく。ベッドの上で、有香のしなやかな脚を解きほぐす時間は、二人だけの密やかな儀式のようだった。いとおしさが溢れ、僕は彼女の足先の指を一本ずつ、吸い上げるように口に含んだ。そのたびに、有香の唇からは熱を孕んだ吐息がこぼれ落ちる。
「かずくん……ありがとう。もう、十分よ」
有香は潤んだ瞳で私を見つめ、独り言のように続けた。
「ねえ、時計の秒針って、いつも同じリズムじゃない気がするの。家に戻ると、時間は酷く残酷に、ゆっくりと流れる。それが時々、たまらなく苦しくなるのよ。だから今は……一分一秒でも長く、あなたを感じていたい」
別れの時はいつも、彼女の自宅から数駅離れた場所と決めている。地元という日常に、私たちの非日常を紛れ込ませないための鉄則だ。駅を離れ、ひっそりとした電気屋のパーキング。暗がりに停めた車内で、私たちは飢えた獣のように再び求め合った。
「離れたくない……」
重なり合う唇の隙間から漏れる言葉。僕は彼女のスカートの中へ、禁断の領域へと手を滑り込ませた。薄いレースの奥、秘められた場所へと指を沈めると、有香は身をよじって抗いを見せる。
「もう、ダメよ……ああっ、パパにバレちゃう……」
そう口にしながらも、彼女はシートに深く背を預け、僕の指がもたらす執拗な刺激を、逃れることなく受け入れている。「本当に嫌なのかい?」という問いかけに、首を振りながら「本当にやだ」と返す彼女。だが、その声は甘く震え、さらに奥を求めるように腰が動いた。
「嫌だって言ってるのに……最低よ、かずくん」
「だったら、やめるよ」
私の手が止まると、有香はしばらく沈黙した。やがて、諦めたような、あるいは開き直ったような声で「違う」と呟く。
「何が違うの? 言わなきゃわからないよ」。そう促すと、彼女の手がズボンの膨らみを、熱い掌で包み込んだ。
「ねえ、かずくん。本当は欲しいの……お願い。身体が疼いて、このままじゃ帰れない」
後部座席で重なり合う。彼女が上に跨がり、ゆっくりと、しかし深く自身を沈めていく。緊密に絡み合う感覚に、僕の理性はわずか五分で限界を迎えた。
「かずくん……ありがとう。もう、十分よ」
有香は潤んだ瞳で私を見つめ、独り言のように続けた。
「ねえ、時計の秒針って、いつも同じリズムじゃない気がするの。家に戻ると、時間は酷く残酷に、ゆっくりと流れる。それが時々、たまらなく苦しくなるのよ。だから今は……一分一秒でも長く、あなたを感じていたい」
別れの時はいつも、彼女の自宅から数駅離れた場所と決めている。地元という日常に、私たちの非日常を紛れ込ませないための鉄則だ。駅を離れ、ひっそりとした電気屋のパーキング。暗がりに停めた車内で、私たちは飢えた獣のように再び求め合った。
「離れたくない……」
重なり合う唇の隙間から漏れる言葉。僕は彼女のスカートの中へ、禁断の領域へと手を滑り込ませた。薄いレースの奥、秘められた場所へと指を沈めると、有香は身をよじって抗いを見せる。
「もう、ダメよ……ああっ、パパにバレちゃう……」
そう口にしながらも、彼女はシートに深く背を預け、僕の指がもたらす執拗な刺激を、逃れることなく受け入れている。「本当に嫌なのかい?」という問いかけに、首を振りながら「本当にやだ」と返す彼女。だが、その声は甘く震え、さらに奥を求めるように腰が動いた。
「嫌だって言ってるのに……最低よ、かずくん」
「だったら、やめるよ」
私の手が止まると、有香はしばらく沈黙した。やがて、諦めたような、あるいは開き直ったような声で「違う」と呟く。
「何が違うの? 言わなきゃわからないよ」。そう促すと、彼女の手がズボンの膨らみを、熱い掌で包み込んだ。
「ねえ、かずくん。本当は欲しいの……お願い。身体が疼いて、このままじゃ帰れない」
後部座席で重なり合う。彼女が上に跨がり、ゆっくりと、しかし深く自身を沈めていく。緊密に絡み合う感覚に、僕の理性はわずか五分で限界を迎えた。
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