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箱入り娘、異世界へ行く。

第3章 ぬるぬる

 部屋を出て一階に行くと、たくさんの人がお酒を飲んでいてガヤガヤしてた。


「よお、レオ。そんな可愛い嬢ちゃん連れてどこ行くんだ?」

「なんだなんだ、レオの彼女か? いつの間にできたんだよ、紹介しろよ〜」


 真っ赤な顔したおじさんたちがレオに絡んでくる。でもレオとわたしはおじさんたちをスルーして、宿屋から出て行った。


「なんだかすごいね……」


 すごくお酒臭かった。それにみんな好奇な目でこっちを見ていて怖かった。


「普段は気のいいおっちゃんばっかなんだけどな、酒癖が悪いから気をつけろよ」

「ねえ、宿屋はここにしかないの?」

「そうだな、隣町に行けばけっこうでかい宿があるけど高いぞ?」

「どれくらい?」


 あれ? そもそも、ここ日本じゃないから円じゃないんだっけ?


「そうだな、素泊まりで一泊1000ゴールドかな」

「ゴールド?」


 なんか、わたしがプレイしてたゲームの通貨と似てる……。





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