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箱入り娘、異世界へ行く。

第2章 帰りたいっ!

 夕方から夜明け……じゃあ、今なら取れるのかな?


「取ってきてやろうか? バブルスライム一匹ありゃ、三日分の紙は確保できるぞ」

「ほんと!? じゃあ取ってきてほしい……けど……」

「どうした?」

「……さっきわたしを襲った人、隣の部屋にいるんだよね……?」


 レオが居ない間にまた襲われたら怖い……。


「ああ、もう寝てるから大丈夫だろ。……って、そうじゃないよな。……わかった、俺と一緒に行くか?」

「レオっ……、うん……!」


 レオは少し困った顔をしながらも、わたしに微笑みかけた。


「夜に町の外を出歩くのは危ないからな、町の中にある用水路にいるか探してみるぞ」

「ありがとう、レオ」


 わたしはなんとなくレオの腕に触ろうとした。でもその瞬間、レオはビクッとしてわたしから距離を取った。


 ……気のせい? 今避けられたような……。



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