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蜜会…春の嵐

第1章 春の嵐

 7

「ぁんん…」

「…み…はるぅ…」
 熱い想いや甘い吐息が染み込み、流れてくる。

「ぁ…ぅ…ぁぁ……」
 心が融け、膝の力が抜け落ち、唇を吸われながら、抱きかかえられてしまう。

「…み、みはるぅ…ずうっと、逢いたかった」
 心を融かしてくる甘い囁き…
 
 それは、わたしも同じ。

 そう、ずうっと逢いたかった…
 できれば、あの成人式の夜に逢いたかった。

 そうだったならば…

「んっ」
 力なく崩れるわたしの脇を抱え…
 壁に押し付け、膝が股間の間に別け入ってくる。

「ぁぁ…」

 今夜、わたしはゆったりとしたニットのノースリーブのワンピース…
 だからすんなり、彼の膝が股間の間に入り、身体を支えられ、当たってくる。

「んっ…」
 そんな刺激に小さく震え、昂ぶりの喘ぎを漏らしてしまう。

 そして…
 彼の手が、ワンピースのスカートの隙間に入ってきた。

「んっ、あっ…」
 ゆっくりと、指先が探ってくる。

「ん、や…ん…」
 だが抗いは、そんな力ない喘ぎだけ…

「あぁ、みはるぅ、そうだったのか……」
 唇を離し、わたしの目を見つめ、その指先の感触により、そう囁いてきたのだろう。

 そうだったのか…
 それは、わたしの下着のこと。

「そうだったのかぁ…
 そうだよなぁ、懐かしいなぁ………」
 そう、耳元に囁いてくる。

「え、あ、や、ち、違……う………」

「あ、いや、違わないだろぉ…
 そうかぁ、そのつもりだったんだぁ…」

 それは…

「そうだよなぁ、懐かしいよなぁ…」

 そのつもりだった…

 そう、暇さえあれば、ううん、彼の欲情の昂ぶりのままに…
 ところ構わず、ほぼ場所を選らばずに、貪る様に愛しまくっていた。

 懐かしいよなぁ…

 それは
 校舎のトイレだったり…
 時間と場所の隙があったなら、ところ構わずだった。

 そうだったのかぁ…

 その為に…
 すぐに脱げる様にと、毎日紐パンティを穿かせられていた。

 そしてわたしは…

 今夜も…

 紐をほどかれる……




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