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アシスタントで来ただけなのに…!

第1章 鬼才漫画家、市川ルイ




「え、脱ぐ…?」



衝撃的な言葉に声が出ない。


なんでも来いと構えたが、拍子抜けだ。



「な、なんで脱がなきゃいけないんですか…」



「脱いでほしいからだ。できないなら僕が手伝おうか?」



「い、いえ!脱げます!自分でできます!」



震える手で着ていたジャケットに手をかける。



「そ、その…先生は冗談で脱いでって仰ったんですよね…?」



「上着だけってことですよね…?」



「僕は冗談は言わない。全部脱いでくれ」



「全部ですか…?」




これ、セクハラなのでは…?


私は今市川ルイにセクハラを受けているのか…?


でも仮に先生が下心で脱いでと言っているなら、もっと口角を上げてニタニタするような、いやらしい目つきで見るだろう。


が、先生はさっきから何も変わらない眼差しでただ見つめている。


興味本位なのか?156cm48kgの女の体が見たいだけ?


それとも身体検査?なにか私が隠し持ってるとでも思ってるのか?


先生の考えてることが全く分からない。



「…脱げないなら僕が脱がそう」



「い、いえ!脱ぎます!お待ちください!」



手を伸ばしてきた先生を阻止して、ジャケットを脱いだ。


そして、シワひとつないシャツのボタンに手をかけながらチラッと先生を見たが私を観察しているようだった。


また先生が脱がせると言う前に、シャツのボタンを上から一つずつ外していく。


露わになった胸元を見下ろしながら、またしても先生を見る。



「続けてくれ」



「…はい」



私はそのままシャツを脱ぎ捨てて、履いていたパンプスを脱ぎ、隣に置いた。


そのまま膝を着いてスカートを脱ごうとした。



「立ち上がって脱いでくれ」



「…分かりました」



私は先生に言われるがまま、立ち上がりスカートを捲ってストッキングを脱いだ。


スカートのホックを外し、ストンと静かにスカートが床に落ちる。



「…これでいいですか」



下着姿になった私は、胸元を隠すように腕を組んだ。



「問題ない」



そう言って先生は立ち上がった。



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