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【参加型小説】異界からの脱出

第4章 山内喜代 81歳 【1/2 20:55】

「開けちゃだめです、霧の中には死者がいるので」

喜代は少年に止められた。

「死者?」

「死者は音に敏感なんです。そして夜になれば凶暴になる。バイ◯ハザードのゾンビと同じですよ」

「そう……わかったわ」

喜代はドアを開けるのをやめて、再びおにぎりの棚の前まで移動した。

「私は山内喜代よ。あなたのお名前は?」

「俺は……ノエルです」

「ノエルくんはお腹空いてない?」

「空いてないです」

でもちょうどノエルのお腹がぐぅと鳴った。




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