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お前らめんどくせえから結婚しろ

第3章 侵食


那奈視点

毎日のLINEは既読無視論外でその日中に返答しないと駄目。
出会い系関連のアプリのダウンロード不可のスマホに、盗聴・盗撮可能な防水機能・時限爆弾装置付きのディルド。
それら二つを常に肌身離さず持っていなければならない事。
夜遊び禁止に、毎週金曜の夜は黒瀬とかいうキチガイの目の前でディルドを挿入しなければならない事。

全てが嫌で仕方なかったが、逆らえば裸体の写真をネットで拡散されるのかもしれないと不安に襲われ、嫌でもここ1ヶ月面倒くさい束縛彼氏のような要求を渋々受け入れていた。


だが受け入れれば受け入れる程、要求は多くなる。例えば毎週金曜のディルド挿入の日。
最初はディルドを自室で挿入すればいいという話だったのに、いつからか黒瀬の自宅の合鍵を渡され、仕事が終わり次第、彼の自室で彼の仕事が終了するまで待機するようになった。
その際の服装は上はブラジャーのみ、下はストッキング、オープンクロッチショーツを必ず着用し、リビングの革張りソファにM字開脚し、電マでクリトリスを刺激し、黒瀬の仕事が終わるまで絶頂を迎えるなというものだった。

いくら何でも無理がある。

彼は在宅勤務が殆どだが、仕事が深夜を跨ぐ事があり、結構多忙だ。つまり下手をすれば2、3時間電マへの刺激に耐える必要性がある。
それでイくなという話は無理だった。
「あぁん、あぁん」と自分の艶かしい声が室内に響き渡る。


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