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7th♡heaven(雑文集)

第20章 空から唐揚げが降って来る

よく小説を書く人が

「物語が降りてくる」

と言う。

私にはそのような体験はなく、空を見上げていても何も浮かんでこない。うんうん唸って絞り出して書く。

私にとって創作は空から降り注ぐ雪でも天啓のような光でもなく、どちらかと言えばウ〇コの類に近いといえよう。

お話が降りてきたり登場人物が勝手に動いたりする体験を、一度でいいからしてみたいと思う。

ただ、一つだけ、執筆中に私の指が勝手に書いてしまうものがある。

それは、唐揚げだ。

何故か、小説に登場する人物が、なにかにつけて唐揚げを作ったり食べたりするのだ。

確かに唐揚げは、食べるのも作るのも好きだ。ただ、他にも好きなものはいろいろある。
とんかつも好きだし、カッコつけて言えば、パエリアだって茶碗蒸しだって、好きだし、よく作る。

空から唐揚げしか降ってこないけど、今日も私は書いている。

そして今日も私の書く登場人物は、一生懸命唐揚げを揚げている。

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