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私の物語

第18章 分からない

ラスク4枚、棒アイス1本、単品アイス4つ、千切りキャベツ(大)、おにぎり1つ、シューマイ8個、唐揚げ6個、カニカマ2袋、クリームパン1つ、ジュース1本

どんだけ食べんだよ。
ラスクは職場で差し入れで貰ったから、昼休みにジュースと一緒に食べた。
残りの品は全て仕事終わりにスーパーで買って、すぐにアパートに帰り平らげた。

結局朝体重計に乗らないと気がすまなかった。
朝は63.8キロだった。
食後は怖くて測れなかった。

お腹も胃もパンパンで、みぞおちからヘソの下まで膨れるほど食べていた。
でも、これがいつもの状態。

胃がいっぱいになり食欲が落ち着いた。
こんなこといつまで繰り返すんだろうか。
何度も何度も、同じ事の繰り返し。
嫌になる。

ここに書いている文も、同じ事を何度も書いてるような気がする。
それ程までに思いが強くて、いつもいつも思っている事だからだと思う。
他者が聞けば思ってるだけかよって思うよね。
分かる、けど当事者はどうして良いか分からないし、自分をコントロールできないし、食欲をコントロールできない。

病院行けよ
家に食べ物置くなよ
最低限の物しか買うな
スーパー行くな
太るために金使ってんの?

色々思うと思う。
でも、こっちは毎日もがき苦しみながらも、何とか生きているの。
分かってほしいなんて思わない。
別に思わなくてもいい。
ただ、わざわざ口に出さないでほしい。
1番当事者が分かってる事だから。

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