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私の物語

第15章 変わらない毎日

夜勤前、食べないでおこうと思った。
なのにまた食べてしまった。
「手作りクッキー12枚、肉まん2つ、アイス1つ」
胃は休まらない。

胃が膨れた状態での仕事は動きにくく、スピードも遅くやる気も半減。
夜勤中は水だけで過ごした。
忙しい夜勤だった為、休む暇もなく仮眠すらとれなかった。

仕事終わり、アパートへ帰ると冷蔵庫にある物を全てたいらげた。
その時点で「パスタ1皿、パン3つ、夜勤の差し入れで貰ったオレオ1袋」を食べ、胃は良い具合に膨れている状態。
なのに、まだ食べたい、まだ足りない。
そしてスーパーへ向かい、買い物をする。

スーパーから帰ってくるなり、早く食べたい、口に早く入れたい。
「おにぎり4つ、焼き鳥4本、アイス1つ、棒アイス3本」を一気に食べる。
お腹はパンパンになり、ようやく食べる事をやめられる。

お風呂に入る事よりも食欲の方が上周り、いつも明けは1番始めに食事から始まる。
16時間働いてるのに、先にお風呂に入らず食事。
どれだけ食欲に取り憑かれてんだよ。
でも、これがもうずっと続いている。

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