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ヴァージンストーリー

第1章 ヴァージンストーリー その1

僕と彼女は、詩集のサークルに入っていた。
(きれいで可愛いな)
ひとめぼれで何とか付き合いたかった。

ある日、同じサークルにいる別の女の子に
彼女を紹介された。彼女も僕が気になっていたようだ。
僕は、断る理由どころか
嬉しさでいっぱいだった。
さっそく、彼女に

「付き合う?」
「・・・うん!」

と彼女は笑顔で応えてくれた

お互いに趣味や嗜好が似ていたので
意気投合するのもすぐだった。
僕は大学生、彼女はアパレル店員だった。
お互いに時間を合わせて喫茶店で話したり
彼女の仕事終わりに家まで送っていったりと
仲を深めていった。
僕の親は朝から夕方まで仕事だったので
ほぼ夕方近くまでは、家に一人で過ごしていた。

付き合い始めて約3ヵ月経った頃に
彼女を家に誘った。
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