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2人きりの夜は

第5章 5

「あお、テスト終わるまであおのこと触るの我慢する」

「なんで?」

「あおの勉強時間少なくして成績落としたら嫌だから。」

「それは私だけじゃなくて、お兄ちゃんもだよね。そうだね、ちょっと寂しいけどそうしよう」

「ありがとう。最後に」

顔を近づけられて短いキスをした。

「ハグもしたい」

おねだりをしてハグもしてもらう。

「これで1週間我慢」

「うん」

「じゃあおやすみ」

「おやすみ」

それから1時間ほど勉強して眠りについた。

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