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2人きりの夜は

第1章 始まり

ここ!あーもうだめ、気持ち良すぎる。すぐイっちゃうって。

胸を触る手を口へと移動させて、声が漏れないように抑える。

目を瞑って、気持ちいいことに集中する。じわじわと快楽の波が迫ってくるのがわかる。

「んーーーーっっっ…うぅぅっっ…はぁっっん…!」

イクと同時に大きく体が震えた。数分も経たないうちにイってしまい、もう頭が真っ白。

 口を抑える手をどかして、なかなか治らない荒い呼吸を治すために、深く呼吸をする。

「はぁっっ、はぁっっ」

呼吸が落ち着いたら肩にシャワーを当てて全身を温めてお風呂を出る。

スキンケアをして、髪をまとめていたタオルを外してドライヤーを始める。

 ――ガチャ

お兄ちゃんが入ってきた。歯磨きするのかなと思って少しよける。

案の定、歯磨きをしにきたみたいで、隣で歯を磨いてる。

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