初心な生け贄、捧げます 第8弾
第2章 儀式
もちろん声の主は紛れもなく海星の目の前にある人魚の石像だった…
海星の質問に答える間もなく石像に亀裂が入り鈍い音と共に美しい人魚が現れた…
石像の姿も綺麗だったが髪や目鼻立ち滑らかな肌に柔らかそうな鱗…
「みんな僕の美しさに心を奪われて性欲を満たすためだけに、この場所に来るんだ…それじゃあ、つまらないでしょ?」
その人魚は長い髪を指先でくるくると遊びながら海星に伝えた
「あっ、あの…」
海星は図星だった…
「もしかして君も、みんなと同じで性欲を満たすためだけに、この場所に来たんじゃないよね?」
その表情は美しく、だけど背筋が凍るほどに怖かった…
「そ、そんな事ないだろ…」
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