小中大テキストサイズ

🐝極甘ハニー🍯

第12章 こぶたと怪しい帰り道




祐君と何気ない会話をしながら目的地の駅に到着すると、その頃には周りの視線など…気にしなくなっていた。


「みーちゃん、駅前だから――――…ほら、あそこ!ちょっとお洒落だね!」


いやいや――――ちょっとお洒落…の範囲を越えていると言うか…


フルーツタルトのお店は何とも…大人な感じの店構えだった!


我が家の…地域に根付いた親しみやすいお店――――…とは真逆の…


ハードルの高い…店…とは――――この事を言うのでは?


僕がポカンと店を見ていると、一人のマダムが店から出てきた!


「――――あら?祐一郎君?こんなところで会うなんて奇遇ねぇ~」


マダムは学生服の僕たちを見て「フン、」と、鼻で笑っていたのに…祐君の顔をみて瞳を輝かせた!


「これは……え~っと…津野川さん、先日はどうも…」


「///やだ…制服姿も――――カッコいいのね…祐一郎君は」


マダムの名は津野川(つのかわ)さんと言うらしい。


「――――祐君…知り合い?」


50過ぎの…ブランドスーツを着こなす…マダムと知り合いなんだろうか?




ストーリーメニュー

TOPTOPへ