
🐝極甘ハニー🍯
第1章 こぶたと王子様
今さら…高校を変える訳にも行かないし……。
僕は一人帰りながらそんな事を考えていた。
「ふぅ…やっぱり、この時間帯は電車が混んでない…助かる!」
登下校には電車やバスを使うけど…いつもは二人がいて…視線を感じるんだよなぁ…。
でも、今は――――誰も僕に視線を向ける人はいない…。
「まぁ、あの二人がいても大半の人は二人に目線が行っていて…僕なんか見えてないんだけどね…」
ふと、いつも見上げる視線の先に誰もいないことに気がつく…。
誰も僕なんか見ていないけど……
(みーちゃん…暑くない?)
(蜜也、そこ危ないからこっちにおいで)
///ふ、二人は僕をいつも見ててくれてたなぁ…。
ちょっと――――寂しいかも…。

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