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第4章 競い路
「くそ!遅れをとった!」
俺の後ろから焦るような悔しがる声が雑踏のなかで聞こえる!
確かに――――・・・先頭は遥か彼方に見える!
だが、俺は諦めたりしない!目の前を走る競技者の肩を掴みいくらかでも前へ進もうともがく!
「!どけ!!!」
誰かが、更にその前の男の髪を掴み地べたに叩きつける!
「なっ!!」グシャ!!!
男の声が聞こえたが――――・・・踏まれる音と共に聞こえなくなった・・・
俺の後ろからも走って来る奴らに踏まれて――――・・・死んだのだろうか・・・
俺は、罪悪感を感じながらも――――・・・後ろを振り返らず
ひたすら前を目指して
走り続けた

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