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第9章 平穏な日々を…


やいのやいのと賑やかなコイツら。
何だか懐かしかった。

知恵「いいじゃない(笑)…いつもあたしの話ばっかりで飽きちゃうでしょ(笑)?」

「んな訳ねぇだろ。馬ぁ鹿」

知恵「そう?…たまに空返事の時ありますけどね(笑)」

「それはっ…疲れてて……ごめん」

謝れば爆笑された。
チエが本気でそう思って言った訳じゃない事くらい分かってる。
この場のネタみたいなもんだろう。

二度目のインターホン。

パタパタとチエが玄関に向かう。
『いらっしゃい♪』って声に、ジュンだと気付いた。

潤紀「お邪魔しまぁす♪」

真央「お邪魔します…すいません」

彼女まで連れて来やがった。

何度か倉庫に連れて来た事はあったジュンの彼女。
『お久し振りです』ってチエに買い物袋を渡してた。

真央「わぁ♪凄いお料理♪」

涼太「美味いっすよ♪…チエさんの手作り♪」

翔「何でお前が自慢してんだよ(笑)」

涼太「痛っ!」

再びの爆笑。
『…チカァ』ってキッチンから呼ばれて腰を上げた。

「…ほら」

知恵「ごめんありがとう♪」

「あぁ。これ持ってくか?」

知恵「うん♪ありがとう♪」

棚の皿が届かず呼ばれた。
ジュンたちが持ってきてくれたツマミを盛った皿をテーブルに運んだ。

潤紀「…チカさん…もしかして、呼ばれただけで何の用か分かっちゃったりします?」

「あ?」

潤紀「いや、今呼ばれてたでしょ?…チエさん何も言わなかったじゃない?」

「あぁ…まぁ、大抵が届かねぇとかだからな(笑)」

真央「へぇ♪でも凄い♪…ジュンなんていつも面倒そうだもんね」

軽く睨まれたジュンは、墓穴を掘ったらしい。
『チカ?氷足りる?』ってチエの声に足りるから座れって言えば戻ってくる。

真っ直ぐ俺の前に座ったチエ。

涼太「なぁんか、いいなぁ…」

侑「何が?」

涼太「チエさん。昔はさ、チカさんがくっ付けば恥ずかしがってたのに…今じゃ自分からくっ付いてくんだもん♪」

侑「確かに♪…あんなに真っ赤んなってたのにね(笑)」

「もう何年居りゃ慣れんだよ(笑)…な?」

知恵「そうかもね(笑)」

見上げたチエの額にキスしたら、さすがにそれは真っ赤になって怒ってた。

ジュンたちも、涼太たちも。
付き合いは俺たちより長い。
それでもまだ結婚してない。
聞けばジュンはもう少し金を貯めたいらしい。

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