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第7章 誓い…変わらぬ愛


智翔「お前……覚えとけよ(笑)?」

囁く様に言われて、抱き付いた。

「フフ(笑)ごめんね?…でも、チカだけだから♪」

智翔「…」

「愛してるよ♪」

智翔「……証拠は?」

見つめて来るチカ。
朝方の今、辺りに人影なんかない。

あたしは背伸びしてチカの首に抱き付いて、『愛してる♪』って囁く。
ゆっくり近付いて。
唇を重ねた。
少しだけ離して、『まだ、駄目?』って聞けば『足りねぇ(笑)』って返って来たから。

また、唇を重ねて。
あたしからチカの舌を絡める。

身を委ねる様に、チカからのそれはなくて。
でも、腰を抱き寄せる腕に力が加わった。

お店でのそれより長かったと思う。

「…フゥ…愛してるから♪」

智翔「フッ♪…上出来♪」

最後に"チュッ"て音を立ててキスをしたチカが嬉しそう。

二人でゆっくり歩いて帰った。

繋いだ手をプラプラ揺らすあたしを、小さく笑うチカ。

朝焼けが、凄く綺麗。

「フフ♪…チカァ~♪…ずっとずっと、ずぅ~っと一緒に居ようね♪」

智翔「フハッ♪…死ぬまで…死ぬ時も、一緒だ♪」

笑うチカに笑い返す。


実際には無理な話だろうし、そんなの奇跡に近いと思う。

だけど。

本当にそんな事になれたら、こんな幸せな事ないよね♪

だって、絶対どっちかが先に死んじゃうって、寂しいし悲しい。

年を取って、そんな時期は絶対来る。

きっと、あたしはチカを見送るなんて出来ないから。

「あたしより先に死んだら、許さないからね?」

智翔「お前が先に死ぬとか無理だわ(笑)」

「フフ(笑)じゃあ、やっぱり一緒がいいね♪」

智翔「だな♪」

朝焼けの綺麗な空の下、そんな奇跡みたいな約束をした。


いつも優しいチカ。

何よりあたしを優先してくれる。

喧嘩らしい喧嘩はした事ない。

だって、いつもチカがこんなあたしを受け止めてくれるから。


あんなに暗くて辛かった日の事…

今じゃ思い出せないくらい、幸せいっぱいな日々。


与えてくれるチカに、これからたくさんお返ししてくんだ♪


背伸びして、チカの頰にキスをした。







      【第一部・終】


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