Restart
第6章 約束の日
出てきた人は一緒に働いてる人みたいで。
智翔「和と雅。和はオヤジさんの甥っ子」
「初めまして、チカがお世話になってます」
頭を下げたら二人が笑ってくれた。
和「…チカの奥さんちっちゃいね(笑)」
雅「失礼だろっ?…ごめんね?」
何かたぶん褒められてはないんだけど、そんな腹の立つ雰囲気じゃなかった。
寧ろちょっと笑っちゃって…
そんなあたしを見て二人が一瞬固まる。
「「…可愛い」」
智翔「…おい」
ちょっと低めの声を出した智翔に、二人が爆笑した。
何だかよく分かんない状況に智翔を見上げたら、キュッと抱き締められた。
やっぱりよく分かんないけど、腕の中は温かくて幸せ♪
奥の方から『お前ら何サボってんだっ』って声がして、建物から出てきた年配のおじさん。
「「「すいませんっ」」」
慌てる三人。
和「…叔父ちゃん、ほら。チカの奥さん♪」
山岡「…あ?チカの?……おぉ♪あんたがチカの奥さんか(笑)」
「あ、えっと…初めまして、いつもチカがお世話になってます」
緊張しながら頭を下げるあたしに、豪快な笑い声で笑う。
『若いのにしっかりしてるな?』って言われた。
山岡「こりゃチカもさっさと帰るわ(笑)」
智翔「でしょ♪?」
「…///」
山岡「奥さんの為に頑張れるってのは良い事だ♪」
そう言われて、恥ずかしくて照れ臭いけど嬉しかった。
仕事に戻る様言われた三人。
智翔「じゃあ気を付けて帰れ?」
「うん♪」
智翔「…お前…バイトどうした?」
「……休んじゃった…(笑)」
智翔「…」
「へへへ///♪」
また、チカにギュッと抱き締められて『…オヤジさん帰っていい?』って呟いたチカ。
爆笑した社長さんに頭を叩かれてた。
山岡「チエちゃん、だっけ?…銀行に用があるから、送ってやるよ」
「いえいえ!そんな!大丈夫ですタクシーで帰りますから!」
智翔「チエ?…その方が俺も安心なんだけど」
「え、でも…」
山岡「どうせ出掛ける用があってついでなんだから(笑)気にしなくていい(笑)」
結局、社長さんの車でマンションヘ送ってもらって何度も何度もお礼を言うあたしに、最後苦笑いしてた。
智翔「…ただいま♪」
「お帰り♪」
智翔「美味かったよ♪…今日は三人に弁当覗かれたよ(笑)」
豪勢にしたのは寝坊のお詫びって笑っておいた。
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