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ドSメイドは基本普通の子

第27章 【最終章】ドSメイドは基本普通の子


それから、退院の話がトントン拍子に進み…



私は目が覚めてから半年後に…退院した。



リハビリや食事の相談、精神カウンセラーのアドバイスは通院でカバーすることとなった。



「和歌子、退院おめでとう。

体重は…少しづつ戻していけば大丈夫よ…
久しぶりの我が家でしょ?自分の家なんだからユックリしなさい」



ゆっくりと言われても――――…


久しぶりに実家に帰ると…何故か段ボールの山が…私の部屋を埋め尽くしていた…


「あっ――――…この荷物…和歌子の。

専門学校を卒業したじゃない?卒業と同時にアパート契約も切れてね…

この際だから…アパートの荷物全部こっちに運んだの…流石に冷蔵庫や洗濯機みたいな大型家電は引き取ってもらったけど…」



取り敢えず…部屋の荷物を全て運んできたのだと言う。



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