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ドSメイドは基本普通の子

第24章 フィギュア愛好家の魔の手!?


「分かってますが!僕は…このスタイルを変えることが出来ません――――…

でも、あの日彼女に遠慮なしに罵倒されて、ちょっとは周りとの温度や雰囲気も考えないと…って、感じました――――…あの時の、店の雰囲気は最悪でしたから」



寛太君は少し肩を落とす。



「うん…そう思えた寛太君…偉いね」



「///マリア様……いや!三ノ輪先輩!」


寛太君は私に誉められた事が嬉しかったのか…嬉しそうに目を輝かせた!


そんな寛太君を横目に

私は、早く犯人が捕まる事を祈った。





その日、すっかり“ドSメイドカフェ”を気に入った綾子と一緒にバイトに向かった。


「ここって…メイドカフェってわりには…イケメンも揃ってて…私的に天国!」



そう言うと綾子は店長やキッチンの大平さんがよく見えるカウンターに陣取って、早速ケーキセットを注文していた。










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