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ドSメイドは基本普通の子

第24章 フィギュア愛好家の魔の手!?


会場に着くと、受験者が列を作って開門を今か今かと待っている。


会場に入る前にモデルはちゃんと真っ赤なネイルをしているかのチェックが入る。


寛太君はそのチェックをガチガチに緊張しながら受けていた!


「和歌子!お互いベストを尽くそう!」


「うん!」


会場に入るとズラリとテーブルが並べられ受験番号の場所に各々座り、テーブルセッティングを始めた。


何度やっても緊張する!



「三ノ輪先輩――――よろしくお願いいたします!」


寛太君も会場の雰囲気にソワソワしていたが…隣のモデルが寛太君以上に緊張していたのを見て少しリラックス出来たみたいだ。


「ありがとう――――…付き合ってくれて」



「///えっ!ええ――――…はっ、はい!喜んで!マリア様!」



――――も~…また、マリア様って…


さぁ!本番だ!頑張ろう!



時間になると会場の出入り口は全てが閉鎖され、関係者以外立ち入れなくなった。


厳重にシャッターまで下げられ…


試験はほぼ密室状態で行われた。


流石1級の試験…


厳重である!



「それでは実技を開始してください!」


「「お願いします」」






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