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ドSメイドは基本普通の子

第2章 スペシャルなSではなく!?


私は渋々ホールに戻る…


「あ…あの…新人さんですか?///その…大きな目で…睨んでもらっていいですか?」



さっきから私を気にしていたと言うお客様に声をかけられた



「に――――…睨む…ですか?」


「は、はい!その大きな目!少しつり上がったその瞳で僕を――――…僕を睨んでください!」



睨めと…いきなり言われても…人生で人を睨むことなんてなかったのに…



「///是非…見下してください!」



え――――…睨んで…見下せばいいのよね?



私は頭の中で嫌いなモノを思い浮かべながらお客様を見た――――…




「///ひっやっほぅ!ありがとうございます!」




――――え?いいの?今ので?



お客様は興奮ぎみに席に戻っていった…



「ちょっと、美羽ちゃん!凄い睨み付けだったね!その目で睨まれたら、Mっけのない人間でもゾクゾクしちゃうかも!」



客が離れていった瞬間に私の所に来た欄さんが興奮ぎみに私に抱きついてきた!



「い…今ので?私…ちゃんと出来てましたか?」



「あらあら、自覚無かったですか?わたくしもあの瞳にはゾクッとしましてよ?素質あるのでは?」



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