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ドSメイドは基本普通の子

第8章 再びプレゼント!?


いやいや…大丈夫じゃない!貴方の方に行ったら絶対ヤバい!


「器物破損ですか――――…これは、警察も動いてくれますね…

しかし、貴方の思い込みもここまで来ると…もう黙ってる訳にもいきませんね…」


おお?いつものオドオドした店長じゃない!?なんか凛凛しい!


「お、お前…美羽をよこせ!僕と美羽との間に割り込もうなんて!!無駄な話だ――――…こんなに愛し合ってるんだから!」


そう言うと男はポケットからリクエストで一緒に撮った写真を取り戻し店長に突きつけた!


「あ~…お買い上げありがとうございます!しかし、それは美羽とのツーショットをリクエストしたお客様は皆さん持ってますよ?貴方だけの美羽ではございません。」


ここに通っているお客様なら皆知っていることなのだが…どういう訳か、その男性は私と付き合っている的な妄想が止まらないみたいだった!


「///いや!美羽の気持ちは僕だけに向いているって知ってるから…しょうがないから許してるんだよ!でも、ほら!僕との時だけこんなに笑顔で!!珍しいよね?ほら、笑顔!」



――――言われてみれば…少しだが口角が上がってる?…これ、笑顔かな?


無表情に近いような…



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