
ドSメイドは基本普通の子
第8章 再びプレゼント!?
「早目にですか?じゃぁ、今日は形を整えるだけ!付き合ってもらっていいですか?本番も近いので…」
「了解しました。」
店長は心配そうな顔をしたが、快く手を差し出してくれた。
「///店長の手は細くて綺麗ですよね。惚れ惚れします。」
「///美羽さんも――――…綺麗な手をしていますよ?」
店長の穏やかな声で言われるとなんだかくすぐったい。
と――――…数本の爪を整え終わった頃…裏口が開いた音がした…
「おや?大平君…忘れ物かな?今日は“クラブ”の方の助っ人があるからって…早目に出たはずなのに」
「珍しいですね?大平さんが忘れ物なんて――――…」
と、厨房の方を見ると――――…そこには息を荒くした知らない男が立っていた!?
