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リアルタイムで楽しもう!嵐にしやがれ!

第3章 24時間テレビ後…

「翔潤」


潤サイド


…ん、俺寝ちゃってた…


腕に当たる柔らかい感触。


「…翔くんっ、帰ってたの…」


俺の腕を枕にしやがって…


「ん…あっ、潤、おはよ」

「あ…お、おはよ…」


地面に座ったまま、手を伸ばして
大きく伸びをする翔くん。


なんか言うことねぇーのかよ。


「…」
「…」
「…っは!今何時っ!?」
「5時半だけど…」
「潤っ!お誕生日おめでとうっ!!!」


え、このタイミングっ!?

ってそんな最高の笑顔で言われたら
直視できないんだけど…


俺が目を逸らすと、ふわっと
温かさに包まれる。


「…?翔くん?」
「あー、潤だぁ。34歳の潤は頂いたっ!
いぇーい、一番乗りぃ~♪」


ばっかじゃねーの?

可愛いことすんなっての。


「翔くん…」
「…ん?」
「ちゅーして。」
「…」


…いや、なんとか言ってよ。
こっちが恥ずかしくなんじゃん。


「翔くん?」
「…いや、あの…潤がそういうこと言うの、
珍しいなぁと思って。」
「…誕生日くらいわがまま言わせてよ。」
「え!?いや、俺はいつでも大歓迎よ?」




そんなこと言われたら言い返す言葉がないけど
とりあえず…


「いいから、ちゅー。」


翔くんの目をずっと見つめてると
俺の隣に腰を下ろした翔くんが近づいてくる。

少しワクワク気分で目を閉じる。


「…あ、そうだ!」


へ…?


「はい、これ潤にプレゼントっ♪」


そう言って差し出された袋。

また高そうな袋で…


でも今は…


「ちゅーがいい!」


翔くんがしてくれないなら、俺からしてやる!

俺は翔くんの首に手を回し
ちゅっと触れるだけのキスをした。


「ば、ばか!朝からそういうことすんなって。
歯止めが…効かなく…なって…」
「え?なんて?」
「だから、襲うぞてめぇ!」
「…は!?」


その後俺は仕事前の朝だっていうのに
翔くんに愛されてしまいましたとさ。


こんな誕生日も…ありかな?…ふふ。

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