
痴漢電車
第17章 番外編 町田百合
尚輝「…よし…」
部屋に戻ると尚輝は百合の日記を開いた
初めは見るのを躊躇していたのに
いざ読み始めてみると
止まらず…
尚輝「…」
何時間も没頭し日記を読み続けた
尚輝「書いてあるのは大学の事や家の事
だけか…」
日記の内容は至ってシンプルな物だった
その日、食べた物や出来事など
事細かく書いてあった
尚輝「あ、俺の事も書いてあった」
あるページに尚輝の名前が書いてあった
内容は尚輝の友達が来た日の事
だけどその日を境に
日記は…
尚輝「少なくなってる…」
二、三行で終わったり一行の時もあった
内容も『どうして、私なのか…』と
気になる文字が並んでいて
読み進めると…
尚輝「…!?」
衝撃の文字が尚輝の目に飛び込んできた
