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好き心少なからず

第5章 悩み相談~八神×岸田~

「言うわけないでしょ!?」

「ははっ、やっぱりそうだよな?」

悪びれずに笑う先生に、若干の殺意を覚えた。

人の気持ちで遊ぶんじゃないわよ!?

「じゃあ名前はいいから、どんな奴か教えてくれよ」

先生は腕組をして、椅子にもたれかかって首を傾けた。

そんな態度に悔しさが湧き上る。

「明るくて、皆から慕われてて」

「うん」

「女子から人気があって」

「お、モテ男か」

「ちょっとだらしないところもあって、身辺整理が出来なくて…」

「うん?」

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