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｢好きでたまんねぇって…｣

そこかよ!?

ってか、何でそこで笑う!?

｢片想いってそういうもんじゃないか？｣

憮然として聞き返すと、花夏は笑いを止めて俺をじっと見つめた。

｢つまり、リューセーはそうって事ね｣

そんな…覗き込むように見上げるなよ!!

何の確認なんだ!?

こんな事で狼狽えたくなくて、虚勢を張って見せる。

｢ま、そうだな｣

｢今も？｣

今？

｢ん？｣

聞かれた意味が掴めなくて、思わず聞き返すと

｢リューセー、彼女いないでしょ？｣

ズバリ言われてしまった。