
好き心少なからず
第18章 球技大会にむけて~テニス編~
「じゃあ、テニス出るやつ集まってー!」
宇野くんの呼び掛けに、どくんと心臓が高鳴る。
手招きする宇野くんの側に、球技大会でテニスを選んだ子達が集まった。
男子と女子、それぞれ四人づつ。
女子は水城ちゃんと美空(みく)ちゃん、ちいちゃんと私。
男子は今井くん、関口くん、梶くんと宇野くん。
「何だよ、カズが仕切んの?」
今井くんの軽口に、宇野くんは親指で自分を指して言う。
「一応テニス部だし」
男子から偉ぶるなよ、なんてからかわれてる。
相変わらずムードメーカーだなぁ。
宇野くんの呼び掛けに、どくんと心臓が高鳴る。
手招きする宇野くんの側に、球技大会でテニスを選んだ子達が集まった。
男子と女子、それぞれ四人づつ。
女子は水城ちゃんと美空(みく)ちゃん、ちいちゃんと私。
男子は今井くん、関口くん、梶くんと宇野くん。
「何だよ、カズが仕切んの?」
今井くんの軽口に、宇野くんは親指で自分を指して言う。
「一応テニス部だし」
男子から偉ぶるなよ、なんてからかわれてる。
相変わらずムードメーカーだなぁ。
