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大型犬との誕生日

第1章 ~大喜への誕生日プレゼント~

◇505号室・玄関◇

「小太郎(こたろう)さん、今日の晩飯は小太郎さんの大好きなハヤスライスにしますね」

「やった~!」

夏の朝、同居人で年下の恋人の犬尾大喜(いぬおだいき)を、いつものように玄関まで見送りに行く。

「小太郎さん」

「ん」

大喜君と口付けを交わす。

「それじゃあ、行って来ま~す♪」

「行ってらっしゃい」

家を出て、バイト先の喫茶店へ向かう大喜君。

◇505号室・小太郎の部屋◇

「~♪」

僕の名前は、小泉小太郎(こいずみこたろう)。

職業は、BL作家。

正確には、腐男子でもあるから腐男子BL作家。

腐男子のBL作家が珍しいのか、腐女子腐男子貴腐人ファンの間では結構有名らしい。

今は、昼まで溜まってるBL本を消化しているとこだ。

「腐腐腐ヘヘヘwww
高校の水泳部モノで、後輩ワンコ×先輩も最高だ♪」

それから数時間が経ち、昼がやってくる。

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